【本】嶋村吉洋『となりの億万長者が17時になったらやっていること~大富豪が教える「一生困らない」お金のしくみ』
1.読んだきっかけ
この本を読んだきっかけは、土井英司さんのビジネスブックマラソン Vol.6454での紹介が刺さる内容だったからです。
土井さんをして「これを10年前に知っていたらと思うと、本当に悔しいですね」といわしめた本。
これは読んでおかねば、と思いました。
土井さんのビジネスブックマラソンはこちら。
「赤ペンチェック」などで本が立体的にわかるのでおすすめです。
Kindleで即ポチしてみたところ、とても読みやすい文章で、さらさらと読めました。
わかりやすくてさらさらと読める分、しっかり自分につなぎとめておかないと終わってしまいそうなので、ここで振り返って地固めします。
2.自分に取り入れたい考え方~微差が大差を作る
著者、嶋村さんは、10代で起業し、実業家・投資家・映画プロデューサー
として活躍されつつ、テレビ東京やオリコンなど数社の大株主でもあり、その総額は約30億円。
東京23区などに約2000坪、サッカーコート1面くらいの土地を所有する大地主だそうです。
そんな嶋村さんが、この本では「幸せな億万長者の秘訣」を44も紹介してくれています。
そんななかで私にいちばん刺さったのは、
「今日の延長線上に未来がある、未来は今で決まる」
「微差にこだわる。毎日の微差は時間が経つにつれて大差になる」
ということです。
その微差があらわれる行動を、嶋村さんは17つあげてくれています。
・約束の時間ギリギリではなく、最低でも30分前に到着する
・自分が他人にしてほしいことを、まず自分が行なう
などの詳しさです。
「自分から気持ちの良い挨拶をする」などはふだんから心がけていますが、「何時に寝ても、毎日同じ時間に起きる」など、ちょっとやると決めるにはためらうものもあります。
ですが、著者は冒頭でこう述べています。
「あなたがこの本に書かれている簡単なことを実践し、「正しい選択」を行えば、必ず幸せな億万長者になれると私は信じています。信じるか信じないか、やるかやらないか、はあなた次第です」
本を読んでも行動する割合はごく低いといいます。
この本のこの17箇条と、他の箇所で書かれている
「どの分野でも、最低3年間は地道に行動する」
「何かをうまくなりたければ、1秒でも長く、1回でも多く体験することが大事」
を胸に、ときには振り返って磨き直し、実践していくことを増やします。
3.最後に
この本でいいなと思い、増えた「やりたいこと」のひとつが、
「自宅をみんなで集まれる場にする」
ということです。
だれがいつきても大丈夫なスペース。
そして大丈夫なコミュニティ。
それを10年後には得ていることをひとつの目標にします。
楽しみです。
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