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働く喜び実感は量より質へ?〜リクルート「働く喜び調査」より note761日目
働く喜びを感じている人の割合はあまり変わらないけれど、一部の人の質が上がっている?
そう思える調査結果が、リクルートより公表されました。
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この調査は経年変化で見られるところがポイントです。
2013年、調査対象1万人強から始まり、今年で11回目となっています。
調査時期は年末です。
「この1年、働くことに喜びを感じていたか」
という質問には、「非常に感じている」「感じている」「やや感じている」の合計が2023年度で42.6%、約4割となっています。
経年変化をみると、なんともっとも高い数値は調査初年度の2013年の44.2%。
その後いったん下がり、2019年の働き方改革前後でまた上がっていますが、2023年現在では、調査当初と1.6%の差とそこまで大きな差はありません。
ですが、よく見ると、「非常に感じている」「感じている」は、2013年15.6%に対して、2023年18.6%と、3%伸びているという結果になっています。
その分「やや感じている」が減っているかっこうで、一部の人の「働く喜び感じ度」があがっているという傾向です。
この傾向も、2019年の働き方改革あたりから見られます。
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次の調査結果をみてみましょう。
「思い続けていた希望がかなえられている」
「仕事の内容に見合った収入を得ている」
という人の割合です。
なんと、こちらも2017年頃までは低迷していますが、2019年あたりから右肩あがり。
両方の質問とも、2013年の初回調査とくらべると、10ポイント前後上がっています。
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この調査からわかることは、働く喜びを感じる人の割合はこの10年間さほど変わっていないけれど、一部の人はより喜びを感じているということです。
断定するには厚生労働省などの調査とも比べてみる必要がありますが、いま世の中であちらこちらに見られる二極化が、ここでも見られているのではないでしょうか。
働くなら、働く喜びを感じたい。
そう思う人は、ほぼ毎年8割を超えています。
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まずは自分で
「思い続けていた希望がかなえられている」
には、どうすればよいか。
考えて、1歩でも近づいていきます。