五行でバランスの大事さを知り、「相克」を受け入れる
先日、よしもとあきさんの
「五行ワークで描く私のエネルギー地図」
というセミナーに参加しました。
そこで、あらためて、「バランスって大事」とかみしめたので、今日はその気づきを記してみたいと思います。
よしもとあきさんはこんな「星読み対話」もされています。
教える内容だけではなく、声の響きなど、教え方もとっても素敵なかたなのです。
五行とは「陰陽五行」、すべてのものを「木・火・土・金・水」の5つの要素に分類して考えることをベースとした、古代中国から続く、深い深い思想です。
この5つの要素は、お互いに、活かしたり抑制したりの働きもあるそうです。
活かすのが「相生」という、以下のようなめぐり。
抑制するのが「相克」という、以下のようなめぐりだそう。
こういうものを見ると、つい、私などはこう思ってしまいがちです。
「相生」はいいけど、「相克」はよくない!
ですが、「相克」も「抑制する」という意味で非常に重要なんだそうです。
四柱推命という占いでは、その人により、「水」が強い、「火」が強い、というものが見えるのだそう。
それならば、その強いところをどんどん強化すればよいのかというと、そうではない。
逆に、強いものは「相克」で抑制し、弱いものを補う動きも、時によっては必要だそうです。
この、五行で自分に足りないものを、自力で補えるという考え方に私はうたれました。
自分で調整がきくんだ、と。
そして思ったのです。
勉強などで、弱点を克服するより得意を伸ばす、という言い方をします。
これはこれで、試験対策などの短期的な目標では正しいのでしょう。
ですがここで、弱い数学や物理に向き合っておくと、短期的な成果はなくても、その後の考えの元になる肥やしが変わってくる気がします。
つい近視眼的になりがちな現代。
限られた時間というリソースを、すぐに効果が出ないことや苦手なことに使うのはもったいない、と考えてしまいがちです。
ですが、自分にとって「相克」的なものをあえて入れることで、自覚はしにくいかもしれないけれど、自分の思考のバランスを整えることができるのかもしれません。
自分にとって「相克」的なものをいれるというのは、進んではなかなかしにくいところです。
ですが、今後は、「相克」も自分への栄養のひとつだという視点をもつことで、向き合い方が変わりそうです。
そう思えるセミナーをひらいてくださった、よしもとあきさんに感謝です。