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五行でバランスの大事さを知り、「相克」を受け入れる

先日、よしもとあきさんの
「五行ワークで描く私のエネルギー地図」
というセミナーに参加しました。

そこで、あらためて、「バランスって大事」とかみしめたので、今日はその気づきを記してみたいと思います。

よしもとあきさんはこんな「星読み対話」もされています。
教える内容だけではなく、声の響きなど、教え方もとっても素敵なかたなのです。

五行とは「陰陽五行」、すべてのものを「木・火・土・金・水」の5つの要素に分類して考えることをベースとした、古代中国から続く、深い深い思想です。

この5つの要素は、お互いに、活かしたり抑制したりの働きもあるそうです。

活かすのが「相生」という、以下のようなめぐり。

出典:「薬読」https://yakuyomi.jp/knowledge_learning/chinese_medicine/01_030/

抑制するのが「相克」という、以下のようなめぐりだそう。

出典:「薬読」https://yakuyomi.jp/knowledge_learning/chinese_medicine/01_030/

こういうものを見ると、つい、私などはこう思ってしまいがちです。

「相生」はいいけど、「相克」はよくない!

ですが、「相克」も「抑制する」という意味で非常に重要なんだそうです。

四柱推命という占いでは、その人により、「水」が強い、「火」が強い、というものが見えるのだそう。

それならば、その強いところをどんどん強化すればよいのかというと、そうではない。
逆に、強いものは「相克」で抑制し、弱いものを補う動きも、時によっては必要だそうです。

この、五行で自分に足りないものを、自力で補えるという考え方に私はうたれました。
自分で調整がきくんだ、と。
そして思ったのです。

勉強などで、弱点を克服するより得意を伸ばす、という言い方をします。
これはこれで、試験対策などの短期的な目標では正しいのでしょう。

ですがここで、弱い数学や物理に向き合っておくと、短期的な成果はなくても、その後の考えの元になる肥やしが変わってくる気がします。

つい近視眼的になりがちな現代。
限られた時間というリソースを、すぐに効果が出ないことや苦手なことに使うのはもったいない、と考えてしまいがちです。

ですが、自分にとって「相克」的なものをあえて入れることで、自覚はしにくいかもしれないけれど、自分の思考のバランスを整えることができるのかもしれません。

自分にとって「相克」的なものをいれるというのは、進んではなかなかしにくいところです。

ですが、今後は、「相克」も自分への栄養のひとつだという視点をもつことで、向き合い方が変わりそうです。

そう思えるセミナーをひらいてくださった、よしもとあきさんに感謝です。

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