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【日常雑記】「ここにいる」と知ってもらうアクション
社会保険労務士として開業してから、はや2ヶ月。
年内は、依頼して頂いたことはとにかく全力でやっていこうと決めています。
ですので、今は自分のことよりもお手伝いが多いのですが、そんななかでも、「自分を知ってもらう」活動はコツコツとやっています。
そう、「営業」というより「知ってもらう」活動です。
営業は、出版社時代に大学営業も書店営業も経験があります。
「お願いして買ってもらう/置いてもらう」
という感じから抜けきれなかった記憶があります。
その場で購入を決めてもらったり、書店に置いて貰える冊数を決めてもらったりが多かったせいかもしれません。
今、営業する対象は本ではなく、自分自身。
本であれば、「この本いい本なんです」と熱く語れても、自分のこととなるとそんな自信たっぷりに語れません。
なんといっても、だめなところもよく知ってるのが、自分なのですから。
ですが、営業は、「買ってもらう」活動ではなく、「知ってもらう」活動だということを学んでから、だいぶ気持ちが前向きになりました。
営業は「知ってもらうこと」。
開業する前に、尊敬する経営者でもあり社会保険労務士でもある森田舞さんが、とことん言い続けてくれたからです。
「取引する」のは、そのずっと先。
まずは富士の裾野のように、たくさんの人に広く知ってもらうことがまずあって、頂きがある。
そう思えてから、自分自身をまずは知ってもらおう、と動けるようになりました。
その流れで、今日、嬉しいことがありました。
手帳を書く時間をちゃんととりたくて、2年前から行きつけの、お気に入りのカフェをたずねたのです。
開業を決める前から訪れていたお店。
事務所名に悩んでいるときは、そのお店の名付けの由来を聞いたこともありました。
お会計のとき、「忙しそうですね」と声をかけて頂き、これは知ってもらう機会、と、名刺とニュースレターを渡したのです。
そうしたら、カフェの一部に、何か発信したいことがある人のスペースがあるから、ぜひチラシを貼るなどしてそこを使ってください、とご案内いただいたのです。
重いと思ってノックしたドアが、軽やかに開かれた瞬間でした。
まだ何かを置いてもらったわけではありません。
ですが、自分にとっては大きな成功体験となりました。
まずは
「自分はここにいるよ」
「こんなことで困ったら思い出してね」
と知ってもらうこと。
先日友人に教えてもらった、社会保険労務士の先輩のこのコラムにも刺激をいただきました。
周りの皆様が教えてくれたひとつぶの種を、あらためて自分のなかにひとつの経験として芽吹かせることができるようになりました。