「グーグル、アップル、フェイスブックなどが実践する世界でいちばん自由な働き方」
著者 - 天野雅晴
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概要
- シリコンバレーにあるベンチャー企業の働き方、日本企業との考え方の違い、シリコンバレーで活躍する日本人のインタビュー、シリコンバレーの企業に就職する方法など
シリコンバレーで働いてみたい人は、方法が具体的に書いてあるのでオススメ。
「正解のない時代」
- 高度経済成長期における従来の日本社会は、いい大学に入っていい企業に就職し努力すれば報われる時代だった。それが「成功の方程式」だった。
→現代は保証された将来などないのは明らか。それが若者の閉塞感にも繋がるが、考え方を変えると正解ないことは悪いことではない。「正解がある=それ以上の限界を超えられない」個人のキャリアは予期せぬ出来事をポジティブに捉え、活用することが最良のキャリア形成の為に必要。
本を読んでも自分を変えることが難しい理由は、自分の経験や先入観、思い込みから勝手にフィルターをかけて編集してしまっているから。
“自分のため”に何かをすること
“自分のため”に幸せになること
それが周りを幸せにする近道である
「シリコンバレーの企業の特徴や働き方」
- 多様性はエネルギーが生まれる場所
- 「失敗してもいい」と教えられる教育システム
- 大企業への就職ではなく、起業することが重要
- 多国籍な人が集まる中では、違いを受け入れることが大切
- メンターとエンジェルの存在
- 失敗が許される、次に繋がるエコシステム
- シリコンバレーはビジネスにおいてもグローバル社会においても実験の場
- 先輩起業家が後輩に気軽にレクチャーする社会
- 個人対個人が強い、ヨコの繋がり
「日本企業について」
- 世界の長寿企業のトップ3は日本企業
- 世界で200年以上続いている企業の半分以上は日本企業
「踏襲する文化」の魅力
逆は対立ではなく、「新」
- 日本人であることの得。真面目さ、こだわり
「日本人の英語力」
- 知識ではなく話すスキルが重要
- シリコンバレーはネイティブじゃない人がほとんど。英語も文法通りじゃない人が半数以上なので大丈夫。
- とにかく主張すること、意見を出すことが重要
- 意見を出さない人は使えないと思われる。相手を不快にさせてしまう。
- 自分の意見を堂々というので聞いてくれないと思われがちだが、実際は自分がいう分相手の話もしっかりと聞いてくれる。
「コンフォートゾーンを抜けることによって広がる世界」
- 正解のない時代に用意周到な人生計画など不可能
- 悩む前にきっかけを作り行動してしまう
- コンフォートゾーンを抜けることによって、自分自身の核ができる