maya | 旅暮らしデザイナー

1989年、香川県出身。 21歳でユーラシア大陸横断の旅に出たことをきっかけに、デザイナーを経て旅をしながら暮らすように。好きなことは、寝台列車と古い手紙や写真を旅先で買い漁ること。古い旅小説のような世界を旅したい。 http://blog.chibimaya.design/

maya | 旅暮らしデザイナー

1989年、香川県出身。 21歳でユーラシア大陸横断の旅に出たことをきっかけに、デザイナーを経て旅をしながら暮らすように。好きなことは、寝台列車と古い手紙や写真を旅先で買い漁ること。古い旅小説のような世界を旅したい。 http://blog.chibimaya.design/

マガジン

  • 言葉にしないといつか忘れてしまう、なんてことない日常の話

  • 働きながらスローに旅する「旅暮らし生活」

    好きな時に好きな場所でのんびり暮らす、そんな旅暮らし。 直感のままに。

  • 読書記録

    読んだ本の中で、オススメのものを紹介していきます。

  • デザインの話

  • 旅はいつも自分の中に | 短編旅エッセイ

    居心地のいいカフェで、賑やかな列車で、歌声と太鼓の音が響き渡る宿の中庭で。旅先でそっとノートを開き、今の気持ちを書き留めるようにペンを走らせる。旅は自由だ。そしていつも自分の中にある。旅先で綴るオリジナルの短編エッセイ。

最近の記事

  • 固定された記事

「旅しながら働く具体的な方法とは?」過去に受けた、海外旅暮らしに関する質問をまとめました。

こんにちは、Maya(@Mayayan6)です。 海外旅暮らしに関して、過去に受けたこのある質問をまとめてみました。 海外での暮らしやノマド情報に関しては、実際にやってる人に聞いてみないとわからないこともまだまだ多いです。色々なお問い合わせを受けてきて、時間的に全ての質問にじっくりとお返事ができないので、特によく聞かれる質問を載せています。 今回は私の個人的な情報なども色々入っているため有料とさせていただきました。こちらを購入いただいた方の質問にはなるべく答えたいと思います

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    • 旅暮らし2.0 | 旅のサブスク「HafH」は、旅暮らしの新しいインフラへ

      こんにちは、maya(@Mayayan6)です。 日常だった旅が、少し遠くなってしまってもう1年半が過ぎました。 少しずつ移動制限もなくなってきたけれど、まだ大きな移動は難しそうなので、近場でちょこちょこ旅を再開しました。 そんな私が今お世話になってるのが、旅のサブスク「HafH(ハフ)」。 日本中心の旅暮らしになったことをきっかけに利用し始めてみたのですが、意外と自分にあってて使いやすく、これは新しい旅のインフラになるのではないかなと思ってます。 HafH(ハフ)−

      • 海の反対側のまだ知らない街へ

        少しずつ、少しずつだけど、旅が日常に戻ってきた。 まだ街中には消毒液とマスクが欠かせないけど、マスク越しに会話もできるようになってきて、程よく人との距離を取りながら、のんびりできるひとり旅も心地が良い。 半年も家にいるなんて初めてのことで、強制的に家にいなきゃいけない今年は、とうに旅欲なんて通り越してしまった。家は家で快適だけど、体に徐々に不調が現れてきて、定期的に旅先の空気を吸わないとおかしくなってしまいそうになる。やっぱり私は旅がしたいのだ。 そんな私は今、広島県の尾

        • 「本来の自分に還る旅」上手く生きられない私を優しく包み込む場所。

          「仕事と家と恋人を同時に失うと人はどうなるか。」 悲しいことに私はこの状況に陥ったことがある。まだ春の気配もない、3月初旬の寒い夜のことだった。 住む場所もなにもない私は、最低限の荷物だけ抱え、こんな緊急事態に迷惑をかけても許してくれそうな、頼れる唯一の友人の家に転がり込んだ。 心も体も疲れ果て、正常な判断ができるような精神状態ではなく、何もない今の自分でもすがれそうな希望の光を探しては、何も浮かばず絶望する日々。考えれば考えるほど、"今の自分には何もないという"事実を目の

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        「旅しながら働く具体的な方法とは?」過去に受けた、海外旅暮らしに関する質問をまとめました。

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        • 言葉にしないといつか忘れてしまう、なんてことない日常の話
          1本
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          27本
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        • GIRLS NOMAD LIFE
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        記事

          何かを選ぶということは、何かを選ばないということ

          こんにちは、maya(@Mayayan6)です。 緊急事態宣言は解除されましたが、まだまだ派手な移動や旅行は難しそうですね。しばらくはwithコロナ時代として、選択の難しい日々を送ることになりそうです。 私は今年の2月いっぱいまで海外を中心に旅をしながら暮らしていましたが、こういう事態になる直前までは、次のチャレンジとしてバンコクで就職して働こうと思っていました。 海外で働くのは夢だったし、長い旅もここ3年で思いっきりやったからわりと満足してしまって。2年くらいタイで働いて

          何かを選ぶということは、何かを選ばないということ

          旅暮らしフリーランスの新年度。

          お久しぶりです。 もう2020年も3ヶ月が過ぎ、今日から新年度。 私はというと、3月上旬に帰国し、香川の実家でまったり過ごす日々を送っています。 2月いっぱいまでモロッコにいて、そのあとイタリアに行く予定だったのですが、さすがに帰国できなくなったら困るな...という判断で、旅を切り上げて帰ってきました。 その時はまだイタリアに感染者がポツポツ出てきたくらいで、まだこんな大混乱になる直前でしたが、結果私の直感が当たり帰ってきて大正解だったなと思います。 今年に入ってから

          旅暮らしフリーランスの新年度。

          旅の哀愁がただただ深まる午後6時ごろ。

          日が沈みかけ、ぽつぽつ灯りがつき始める時間。 仕事が終わり、 人々は好き好きに自分の時間を過ごし始める。 昼間とはまた姿を変え、夜を顔を見せる街並み。 まだまだ夢から覚めたくない。 そんな旅の午後6時ごろの写真を集めました。

          旅の哀愁がただただ深まる午後6時ごろ。

          火薬の匂いと太鼓の音が響き渡る、深夜のバスターミナル【トルコ・ブルサ】

          トルコの古都ブルサで3日間の滞在を終えて、パムッカレのあるデニズリに向かうため、夜のバスターミナルで時間を潰していた。 深夜0:00発のバスだったため、暇つぶしに仕事でもしようかなとカフェでカタカタしていたら、外がなにやら騒がしい。 スポーツでも歓声しているかのような大勢の男の人の叫び声と、どんどんっと響く大きな太鼓の音。 音がする方へ目を向けてみると、ターミナルの外に大きな人だかりができていた。 喧嘩してるのか盛り上がっているのかよくわからなかったけど、色がついた煙や

          火薬の匂いと太鼓の音が響き渡る、深夜のバスターミナル【トルコ・ブルサ】

          きっとこんな時間は永遠じゃないから【モロッコ・マラケシュ】

          現在地はモロッコのマラケシュ。 すっかり車社会になった現代でも、入り組んだ細い道が続く旧市街の中では 馬やロバが人や荷物を乗せて走っている。 スパイスの香りが漂う迷路のような路地には、まるでアラビアンナイトのようなランプ、絨毯、革靴、食器やアンティークな雑貨を売る商店が所狭しに並び、朝から晩まで活気に満ちている。 夕暮れごろになると広場はさらに賑わい、露店に屋台、あちこちで蛇使いや猿使い、民族ダンスなど様々なパフォーマンスを始める人で溢れ、それを囲むように大きな人だかりが

          きっとこんな時間は永遠じゃないから【モロッコ・マラケシュ】

          「おはよう」から「おやすみ」まで夢の中

          ゆらゆら揺れる、白いレースのカーテンの隙間から、暖かい陽の光がキラキラさして目を覚ました。 「あぁ、昨日は風が気持ちよかったから窓を開けたまま寝たんだっけ。」 寝ぼけながらも、東南アジア特有の南国の鳥の声がしてここが異国の国だということを思い出す。 窓を開けてバルコニーに出ると、目の前は一面ヤシの木で向こうの方に大きな川が見える。ぽけ〜と目をこすりながら眺めていると、バルコニーの下から部屋のオーナーさんが声をかけてくれた。 「Good morning Maya! Di

          「おはよう」から「おやすみ」まで夢の中

          ポルトガルの古都ポルトを街歩き。

          2020年1月、ポルトガルの古都に来てみました。 港町のポルト。「ポルトガル」の由来になった街でもあります。 今回は街から2kmくらい離れた住宅街に、Airbnbで1週間部屋を借りてポルト旅暮らし。しばらくホステル生活だったので、お家はやっぱり落ち着くなぁ。 部屋はよかったけど、唯一大変だった壊れた洗濯機。笑 ポルトは運河沿いの可愛い街。オレンジの屋根と、センスのいいセレクトショップが並んでいてとても居心地がいい感じ。 定員さんが可愛かったエッグタルト屋さん ポルト

          ポルトガルの古都ポルトを街歩き。

          プロローグ先行公開!

          ひと足お先にプロローグを公開! 朝目覚めるとそこは非日常の世界。 時には東南アジアの喧騒の中で、 またある時は大自然の中で目が覚める。 一瞬、自分がどこにいるかわからなくなるような、 そんな不思議な感覚。 そんな毎日が送れたら、人生はどんなに自由だろうか。 旅暮らしの日常は、まさにそんな自由そのもの。 旅をしながら生きたいと思っているすべての人へ。 あなただけの自由な人生を。 (旅暮らしZINE / プロローグより) 旅暮らしZINEは今春発売予定です*

          プロローグ先行公開!

          はじめまして、モロッコ。

          念願のモロッコにやって来ました。 もうそこは大西洋、ついにアフリカ大陸上陸です。 海外ノマド生活を始めて4年目。 時差や収入の関係もありなかなかアジアを離れられませんでしたが(ていうかタイが快適すぎただけなんだけど)、去年の秋に思い切ってインドへ、その後日本に帰るのもなんなんでということで、イスタンブールへ行きだらだらとヨーロッパを中心に旅暮らししております。 モロッコは学生の頃からずっと行ってみたかった憧れの国で、今回が初。 学生の頃に貧乏バックパッカーをしていてわりと

          はじめまして、モロッコ。

          イスタンブール行きの機内でのちょっとした出会い

          インドで20日間の旅暮らし生活を終えて、トルコへ向かう。 ニューデリーからイスタンブール行きの機内で、ブータンのお偉い方達かな?と思える御一行様と遭遇した。2人の夫人と4〜5人の男性たち。 派手というほど鮮やかではないが、遠くから見ても上質さを感じる伝統衣装は、着てる人の気品を際立たせる。搭乗者が少なかったフライトのため、彼らは特に目をひく存在だった。 飛行機を降りるとき、道を譲るとニコッと微笑んでお礼を言ってくれて、「どこから来たの?」と聞かれたので「ジャパン」と答え

          イスタンブール行きの機内でのちょっとした出会い

          ロマンチックが溢れるトルコの魅力を語らせてください。

          こんにちは、mayaです。 フリーランスでデザインの仕事をしながら世界中で旅暮らし中。 現在地はトルコのイスタンブールです。 今回トルコに来たのは、インドから日本行きのチケット行きを探していた時、ふと目に留まったのがきっかけでした。訪れるのはもう少し先かなと思っていましたが、「今行かなくていつ行く!」という心の声に押されて、ついポチっとしている自分がいました。 そんなノリで決めてしまったトルコ旅ですが、1ヶ月滞在してみた感想としては、大好きなところしかありません。 今まで

          ロマンチックが溢れるトルコの魅力を語らせてください。

          今、この瞬間の気持ちを大切にしたいー「感情の鮮度」について。

          今朝イスタンブールの宿で朝食を食べながらふと思ったこと。 それは「感情の鮮度」について。 感情って多分鮮度がすごく大事で、今感じたことを「まぁいっか」と後回しにしていると、その時の気づきは忘れてしまい、何も感じなかったかのよう白紙に戻る。 現代人は忙しいのでしょうがない。 例えば私だと、世界中旅をしていると毎日あれやこれや色々考える。 「あぁ夕日のグラデーションがパステルカラーで綺麗だな〜」とか 「ほぉ、この遺跡にはこんな歴史があるのか...」とか なんてことない感情か

          今、この瞬間の気持ちを大切にしたいー「感情の鮮度」について。