筋トレでライフハック|40代から始まる中年の危機!?
こんにちは。山本大介です。
某大学で教員しています。
最近、とある先生に聞かれるまで、知らなかったのですが、中年の危機という言葉を知っていますか?意外と大きな問題なので、ちょっと、解説してみます。
中年の危機
40代になると、なにかと、大学教員という生き物は不調を感じる人が多いと思います。昔よりも働けなくなり、研究成果を出しづらくなり、体力も落ちて、精神力も弱くなるのに、仕事量が増えて、育児もあり、そして、研究成果に対するプレッシャーが強くなる時期かと思います。最悪、負の循環が起き、うつ病のような状態になったり、逆に、権力のある人はアカハラやパワハラの加害者になることもありえます。
いわゆる、中年の危機、ミッドライフクライシスと呼ばれるものです。
ただ、こういうとかなり誤解を受けるかもしれませんが、精神とは単なるニューロンの電気的な活動によって生じる自然現象にすぎず、精神的不調の、その大部分の原因は、生化学的、物理的現象に起因しています。そして、中年の危機はうつ病とは異なるメカニズムで発生しています。
テストステロンの減少
特に、40代になると、男性ホルモンであるテストステロンが減少していきます。テストステロンには、脳内の快楽物質であるセロトニンやドーパミンの産出を促し、ストレスホルモンであるコルチゾールを抑制効果があります。テストステロンの減少は、快楽物質が減って、ストレスが増える効果があるので、直接的に精神に影響を与えます。
他にも、太りやすくなり、中性脂肪が増加することで、インスリンなどの代謝系に影響を与え、疲れやすくなります。睡眠障害になることもあります。これらの現象も、精神的不調に繋がります。
ただ、解決策はあります。筋トレをすることです。
筋トレでテストステロンを増やす
幸いにも、テストステロンは、筋トレで増やすことができ、中性脂肪は筋トレで減らすことができます。当然、運動は、睡眠につながります。つまり、筋トレすることで、多くの不調を改善できるわけです。
私は、40歳になってから、筋トレや魚釣り・キャンプなどのアウトドアな趣味をはじめました。44歳になってジムで本格的な筋トレをはじめ、体重を6kg減らしました。結果的に、アウトドア的な活動、特に筋トレでホルモンバランスが安定し、精神的不調を軽減していることを実感しています。
まとめ
男性更年期は更年期障害ですので、時間が解決する問題ではあります。また、もちろん、社会的環境からくるストレスそのものを減らすことはできません。
しかしながら、ミッドライフクライシスの原因は男性更年期によるホルモンバランスの悪化によるところが多く、単なる生化学的な現象で簡単に改善できます。もし、40代で、精神的不調を感じている場合は、ジムに入会し、筋トレすることをオススメします。
まじで、効果抜群ですよ!
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