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私には元米空軍曹と繋がるコネがある

2003年の初めて沖縄の米軍基地に駐在している海兵隊という存在を知ってから、人生の方向性が大きく変わりました。

國とは何なのか?

軍隊とは何なのか?

罪とは何なのか?


全く国籍も人種も違う人たちに自分たちの国を守ってもらっているとはどういうことなのか?その人たちが自分たちの土地で犯した犯罪は裁かれないというのはどういうことなのか?


知れば知るほどまた大きな?が生まれてくるばかりでありました。

私は知れば知るうちに怒りがこみ上げてきました。それはまず、守ってもらっていると言う感覚が受け入れられなかったからです。なぜ1億人以上もいる国で、経済も成長している地域で、科学も発展している場で他の国が太平洋を越えてまでこちらまで来て守ってくれているのか?

守ってくれている恩返しとして、お金を払ったり、地元での些細な傷害事件やレイプなどは揉み消してあげると言う感覚もいけすかない気持ちがありました。

地元の沖縄で暮らす人たちを観察して、どういう風に感じているのかを深く知ろうと努めました。多くの人はあまり関心がありませんでした。少数の方々は非常に遺憾な思いを苦虫を噛んだように噛み締めていました。さらに少数の人たちは遺憾な思いを表現しておりました。

嫌な思いを感じるのは当然のことでしょう。

私自身もその内側からこみ上げてくる怒りが収まらずにどのように処理をしようかと大変困っておりました。なぜ私はそこまで怒りがこみ上げてくるのか?何に対して怒っているのか?怒りとはそもそも何なのかなど、深く観察をし続けていました。

怒りの矛先は間違いなくアメリカの軍であり、更には日本政府であり、多くの日本国民でありました。少なからず、諦めに近い感覚をもっている地元の方々にも苛立ちがありました。なぜ自分に直接関係があるわけではないことなにそこまでは私は怒っていたのか、それは私のもともと持っている属性というものが武者であるということに最近になってようやく気づきました。

侍とは言いません。武者もしくは武士です。

心の整理整頓とネガティブな自暴自棄な心理状態等を治すため、いくらか精神修行を試みはじめました。これがなかなかいいもんで、ある時すっかり怒りがなくなりました。精神修行は今でもこれからも続けていくつもりでございます。

アメリカの海兵隊が武者であるとするならば、その行動を一つ一つがあまりにも未熟であると感じざるをえませんでした。

日本と言う国が侍の国だと言うのであれば、日本政府はあまりにも飼い犬のように主人に媚を売る子犬のようで、武士とは程遠い姿に見えました。

沖縄という土地が日本空手の元祖でもある琉球空手の生まれの土地であるのであれば、その武術、武道をもってしても弱い人々のために力になってやれないのかと、荒ぶるものを正しい道へと導いてやれないのかと悲しい気持ちにもなりました。


そんなこんなで私はいかにしてアメリカの軍の中枢の人々と直接対話をすることができるないものかとずっと模索しておりました。英語でメールを書いてみたり、英語をしゃべる人ととことん会話をしてみたり、英語をしゃべる人たちが集まるところに積極的に行ってみたりなどいろんな試みをしていくうちになぜかヨーロッパへと移り住む事になりました。

今は1つ頭を超えて、元米空軍の軍曹であった男性と対話をはじめるきっかけが生まれ始めています。

これから平和の武者としての活動がようやく始まろうとしております。

つづく...



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