24-3-15 【読書】全人類、阿部智里さんの「八咫烏シリーズ」を読んでくれ~~~!!!!!
幼いころから読書好きの私ですが、一度読んだ本をもう一度読むということはほとんどしたことがありませんでした。
また、ファンタジーというジャンルがなんとなく苦手で、あまりハマることがありませんでした。
上記2点を軽々と打ち破いたのが、
阿部智里さんの「八咫烏シリーズ」です。
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人の形から3本脚の烏へと転身できる「八咫烏(やたがらす)」という生き物たちが住む「山内(やまうち)」という異世界を舞台としたファンタジー作品。
私は5~6年前に読書友達からこのシリーズの1巻目をプレゼントされ、読んで以来ドハマりしています。
現在、本編と外伝あわせて12巻まで出ていて、2年と空かずにどんどん続刊が発表される大人気シリーズ。
コミカライズもされていて、松崎夏未さんの絵が本当に美しい…!
↑ 1話が無料で読めます
そして、来月4月からはNHKでアニメも始まります!
そんなこの八咫烏シリーズの魅力を、私の乏しい語彙力、表現力でなんとかお伝えしたいと思います……!
1 作者により想像された世界の奥行き
前述のようにファンタジー作品に明るくないのであまり確固としたことは言えないものの、やはりファンタジーの肝は作者によって想像された世界観ではないでしょうか。
今までに触れたことのあるファンタジー作品といえば、ハリーポッターくらいの私ですが、その際も緻密に作りこまれたあの魔法の世界に夢中になったものです。
この八咫烏シリーズも、読めば読むほどその世界観の奥行にのめりこんでしまいます。
人の姿と烏の姿を行き来する「八咫烏」という特殊な人種、「山内」という世界の地理、文化、歴史にいたるまで、まるで本当に見てきたかのように描写されているのです。
第1巻、2巻、3巻……と読み進めるにつれて、世界観は広がり続け、ちりばめられた設定と設定が思わぬところで結びつき、読者の興奮を煽ります。
2 魅力的なキャラクター
そして、その世界の中で躍動するキャラクターたちが当然のごとく魅力的です。
ストーリーとして、山内の中での権力争いを中心に描かれることも多く、その中で様々な人物同士の思惑の絡み合いが展開されます。
どの人物も輝かしい面もあれば醜い面もある。
善良だと思っていた人物が、視点を変えてみると実は卑劣で極悪であったといったこともあるのです。
3 毎回どんでん返しも楽しめる
そういった視点の変換で、どの巻もどんでん返しを味わえるのがこのシリーズの魅力でもあります。
「えええ~~~~!?そうだったの~~~~!?!」
と、何度驚愕したことか。
どんでん返しものが好きな方にもおススメです。
以上、わたしの大好きな小説、阿部智里さんの「八咫烏シリーズ」を紹介しました。
もうすぐアニメが始まりますので、アニメから入って興味を持った方は是非とも原作を読んでいただきたいと思います!
もちろん、元々小説をよくお読みになる方ももしよければ手に取ってみてください♪
おしまい