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続・外反母趾について(麻痺があったら、、、)

前回の外反母趾について思うことを書いたときに「麻痺などがないかぎり」と、書いて、それなら、麻痺があったなら、、、?と、自分でも思ったので、そのことについて書いてみます。

麻痺があったら、すべての人が外反母趾かというとそうではないです。

外反母趾は、足関節にどのように体重がかかるか、つまりは姿勢や歩き方が影響していることが多い思っています。

麻痺があったとしても、ようは姿勢よく立ったり歩くということが大切で、そのために「補う」ということが大事です。

例えば、足関節の動きを装具で補ったり、杖をつくことで、体重がかかりすぎないように補ったり、、、
他の部位の筋肉や感覚で補うこともできます。

その結果、外反母趾は予防できます。

もちろん、前回書いたように母趾外転筋の収縮をうながすことで、足の親指をしっかり開くことができると、地面に足がついたとき、足関節にしっかり体重も乗りやすくなり、さらに予防の効果は高くなります。

姿勢良く立ったり歩行できていて、足関節にうまく体重が乗っていれば、外反母趾は予防できて、自然に母趾外転筋は働いているので、筋力低下を防ぐこともできます。

ニワトリが先か、卵が先かみたいだな、と思ったりまします。 

つまりは、「外反母趾」が問題なのではなく、「姿勢良く歩く」が大切で、麻痺がある場合、どう補って「姿勢良く歩く」に近づけるか、ということが大切だと考えています。

これは、いつもチームプレーみたいだなぁと思います。

弱い部分を補って、何を成し得るのか、その成し得ることのためには、その弱い部分も重要なんです。 

それを、どんな風に補うのか、補い方がとっても大事!!

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