小麦の食物負荷試験行ってきた
昨日、息子の小麦の食物負荷試験のため日帰り入院してきた。
息子も私もへとへと。
どんな感じだったのかご紹介します。
まずはざっと入院に至った経緯から
5ヶ月の半ば頃、パン粥を食べさせたところ、皮膚に蕁麻疹が出た気がした。(真夏だったので今となっては汗疹だったなうな気もする)
そのため、かかりつけ病院へ電話をしたところ、蕁麻疹の状況がわかる写真を撮って病院に来るよう言われた。
病院で診てもらったところ、多分かなり微妙なラインだったらしく、アレルギー科の先生がおられる別日に再受診することとなった。
後日、アレルギー科の先生に診てもらったところ、一見で肌の汗疹をつるっつるにしなくちゃいけないと言われ、ロコイド軟膏が処方された(塗ったら一瞬でつるっつるになった!)
さらに、アレルギー診断のため採血をすることとなった。
可哀想すぎる採血検査
採血は、手の甲に針を刺すのだけど、必要な血液量が採取できる体感五分間、もちろんずっと刺しっぱなし。
息子の断末魔の叫び声が病院中にこだました。
見ているこちらも可哀想で仕方がなかった。
後日、血液検査の結果が出た。
なんとパン粥の原料である小麦と乳製品は陰性で、卵黄と卵白が陽性という予想外の結果だった。
この結果を踏まえて、
小麦と乳製品とアレルギー抗体の多かった卵白の3つを食物負荷試験することになった。
ちなみに、血液検査はあくまでもアレルギーの目安がわかるだけであり、検査で陽性が出ても食べさせると大丈夫なこともあるし、逆もしかりらしい。
じゃあ採血いるのか!?って思ってる。
いざ、小児科病棟へ
日帰り入院は私も付き添うので、前日に私と息子のPCR検査をした。
陰性だったので、次の日朝8時半に病院へ行き、体温測定、血圧測定、血中酸素濃度測定をして病棟へ
お金のかからない大部屋を希望していたのだけど、通された部屋は2人部屋だった。
それも後期高齢者の方との相部屋。
そう、一般病棟のベッドが満床の場合、小児科で過ごすこともあるのだ。
かく言う私も、破水して陣痛が来るまでの間と、出産後一日は産科のベッドが満床だったから小児科で過ごしたんだった。
お互い様とは思いつつも、その後の息子のぐずりで昼寝を阻害したらしく、申し訳ない気持ちだった。
小麦の負荷試験
試験をするにあたって、うどん(食べやすくしたもの)と、食べ慣れてる出汁(和光堂の和風だし粉末タイプ)を持ってくるよう指示があった。
用意したうどんを、1g→2g→5gと30分から1時間おいて食べ進める。
普段離乳食を好んで食べないのでちゃんと食べてくれるか不安だったけど、看護師さんや保育士さんに励まされてめちゃくちゃご機嫌に食べてくれた。
うちの子、褒められて伸びるタイプだ絶対。
食べたら15分おきくらいに看護師さんや医師が様子を見に来てくださった。
特に異常もなかった。
試験後の小麦の食べ進め方
5gは食べても大丈夫なことがわかったので、これからは、5gを5〜6回程度食べさせて、問題なければうどんを1g増量して5〜6回食べ進める…こんな感じで進めていくことになった。
何がそんなに疲れたのか
では、なぜ2人ともへとへとだったのかというと、慣れない環境に置かれてめちゃくちゃにぐずったからだ。
そりゃそうだよね。大人でも緊張するもんね病院のベッドって。
試験が朝寝の時間と被って、息子としては寝たいんだけどうどん食べろって言うし、知らん大人がうろちょろするし、ベッドでは眠りづらいしで、イライラして泣き叫んでいた。
隣は後期高齢者の方なので、泣き声が申し訳なさすぎて、ずっと立ちっぱなしで抱っこ紐に乗せて足踏みしていた。
たまに疲れて座ると、どういうセンサーが働くのかすぐさま察知して泣くのでずっと立ちっぱなし。
おまけにできるだけ小麦による影響かどうかを判断するために、試験が終わるまでミルクを我慢した。
まぁミルクの間隔が4時間空くことは普段からあるので大丈夫なんだけど、ぐずってる時のミルクは最強の武器なので、ミルクなしで落ち着かせるのはとても苦労した。
試験が終わる頃にはようやく慣れてきてくれたみたいだけど、15時に終わって帰ってくる頃には私も息子もへとへとだった。
記憶がリセットされる前に次の試験もやってしまおう作戦を取り、来週は乳製品行ってきます!