無駄遣いをなくしたいのなら、買い物の鉄則を心の中で唱えましょう
「お金を使うつもりがなかったのに買っちゃった・・・・」誰しもこんな経験があるはずです。
せっかく楽しい買い物の時間を過ごしても、家に帰ると反省モードに突入して落ち込んでしまうのは、本当にもったいないですよね。
そんな後悔をなくすために、私は買い物をする際に必ず心の中で唱えている鉄則を紹介します。
それはずばり、「ワンインワンアウト」です。
ひとつのものを手に入れるなら、ひとつのものを手放す。
とってもシンプルです。
ただ、前提として、自分の持っているものをきちんと把握しておく必要があります。
自分が何をどのくらい持っているのか分かっていない状態で「ワンインワンアウト」の考えを取り入れてしまうと、「ひとつ捨てればひとつ買っていい」というような買い物の言い訳になりうるからです。
まだ自分の持っているものが把握できていない人はまず、不要なものを手放すことから始めましょう。
「ワンインワンアウト」という言葉の意味は分かっていても、実際どうすればいいのでしょうか。
基本的には「必要なもの」しか買わない私ですが、人間なのでやはり、どうしても「欲しいもの」に出会ってしまうことがあります。
そんな時の頭の中はこんなかんじです。
「このマグカップ欲しい。
サイズもちょうどよくて色も好きだし、持ち手も握りやすいし。
とにかく可愛い。
これが家にあるのを想像するだけでうふふ・・・・。
でも待てよ、同じくらいのサイズのマグカップを持ってるんだよなぁ。
これを買うなら、今持っているあのマグカップを手放すことになるのか・・・・。
まだまだ使えるし、お気に入りだから手放したくはないし・・・・。
って考えると、そもそも今必要じゃないよね。
ただ可愛いって思っただけだもんね。
よし、今日は買わないけど、今持っているものがもし割れたら買おう。
可愛いものを発見できたから、それだけで今日は良しとしよう。」
このように、「ワンインワンアウト」の鉄則に則って、自分が持っているものと天秤にかけ、なぜ欲しいと思ったのか、その理由を問いかけるようにしています。
そうすると必要だから欲しいのではなく、可愛いから欲しいという動機がはっきりとしてきます。
可愛いものは手に入れた瞬間は幸せを感じますが、見慣れていくことによってその幸福感は長続きしないことも経験上分かっています。
だから自然と「買わない」という選択ができます。
縁があるならまた出会えるだろうし、本当に必要になった時には他にもっといいものに出会えるかもしれない。
人と同じく、ものとの出会いにも縁とタイミングがあるのです。
欲しい!と思ったものと出会った時、お財布に手を伸ばす前に一度「ワンインワンアウト」を思い出して、本当にそれが自分にとって必要なのかを考えてみてください。
それを経たうえで手に入れたものは、買った後に後悔なんかしないし、大切に長く使い続けらるものになるはずです。
それでは!