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キース・ヘリング美術館とホテルキーフォレスト。

日本を知る旅。
9月のラストは山梨県に初上陸してきました。

特急あずさ松本行き。

新宿10:00発→小淵沢11:52着

約2時間で小淵沢に到着。1人の新幹線の時間も本当好きなので既に楽しい状態です。(笑)

小淵沢駅。立派な建築でした。

本日宿泊するホテルと同じく、建築家の北川原温さんが手掛けられたそう。屋上に登ると富士山と八ヶ岳が見渡せます。

到着ぴったりの時間にホテルの送迎が小淵沢駅に来てくれています。ホテルの方が運転手で、送迎は駅の送り迎え以外にも近隣の行きたい場所へ連れて行ってくれるとのこと。星野リゾートリゾナーレ八ヶ岳のピーマン通りはカフェやお土産も買えるとのことでしたので、時間があったら行ってみようと、頭の中に置いておきました。こういう情報をくださるの本当ありがたいです..

15時のチェックインよりもずいぶん早く山梨に来たので、まずはお目当ての中村キース・ヘリング美術館へ。宿泊するホテル キーフォレストから徒歩3分の場所にあります。

荷物をそのままホテルへ預けて、美術館へ

ホテル宿泊者は無料でした。外観からお洒落すぎてテンションあがります….

内装も最高…..ニューヨークかと思いますね

2007年に開館してから今年で15年ということで、来年5月7日まで「中村キース・ヘリング美術館開館15周年記念展ー混沌と希望」の展示が行われています。

Slope to Darkness 闇へのスロープ
オルターピース:キリストの生涯(1990)

たどり着いた道は、Room of Darkness 闇の展示室。全部で7箇所の展示空間があるのですが、最初の2つの空間は闇からはじまります。

ヘリングはニューヨークへ飛び込み、そこからわずか5年でスターダムにのしあがり、世界を飛び回る最中にエイズを発症。未知のウイルスとの戦いの末に31歳でこの世を去りました。

現在でも、人々を魅了し続ける彼が遺した底抜けに明るいアートの裏には、混沌とする社会への訴えや苦しみ、希望と自由への強い思いが描かれています。

「オルターピース:キリストの生涯(1990)」は、亡くなる2週間前に完成した作品で、ヘリング自身の追悼式において聖堂のオルターピースとして奉納されました。

私も今31歳なので、同い年の時に亡くなった人生は衝撃を受けました。そして1991年に生まれたので キース・ヘリングの生きていた時代と入れ違い。素晴らしい才能があって、社会から必要とされるスーパースターとして生きていても、死の時期は選べない。それでも、亡くなる直前まで制作活動を続けたヘリング。どれだけ短い命だったとしても、私もそんなふうに最後の最後まで悔いのない人生を送りたいなと改めて感じました。

全107作品。かなり見応えがあります。

帰りは虹が出ていました。

1.5時間ほど鑑賞してから、歩いて3分のホテルキーフォレストへ。

受付の共有スペース
奥にはティーサロンとバーカウンターが
ウイスキーサロン

一階のインテリアだけでも最高すぎて、チェックインの準備ができるまでアロマ香りのするティーをいただきたながらゆったり過ごしました。居心地が良すぎて感動…ホテルの方の言葉遣いやお気遣いも心地よいです。

エレベーターもありますが、階段も素敵
今回の宿泊は3階。こちらは共有スペース

全6部屋3階建てのスモールブティックホテルならではのどこを切り取っても素晴らしい空間。

扉を開けると・・本日宿泊のお部屋

UOSEのお部屋

プリズムが最高なこちらのお部屋は6種類のうち「光」がテーマの溢れる太陽光のお部屋です。

その他のお部屋は、空・山々・水・土・森のお部屋。ONE ROOM,ONE CONCEPT,ONE CHARECTERという素敵すぎるコンセプト。

72平米の贅沢サイズなお部屋。

テラス席も開放感抜群です

少しだけ時間ができたので、ディナー前の30分で星のリゾートリゾナーレ八ヶ岳のピーマン通りへ

ポーランドの食器や
インド雑貨のお店も。日本語が話せる現地の店員さんも!

久しぶりの異国文化に触れて、とてもよい時間を過ごせました。八ヶ岳チーズケーキを買って、またお迎えに来ていただき17時半からのディナーへ

ステーキハウス キースプリングにて

ホテルから徒歩2分の場所にあり、宿泊とセットで予約できます。この日のメインはミスジの赤ワイン煮。柔らかくて深みのあるお味しっかりのお肉。とても美味しかったです。パンが気に入って珍しく2つ食べました。

そして、19:40から楽しみにしていた「スパキーフォレスト」。宿泊者専用の森の中の貸切露天風呂です🧺1組1時間。

こちらは中村キース・へリング美術館 のお隣に一つの施設として佇んでいます。ホテルからは徒歩3分ほど。星が見える山梨ならではの街灯がほぼない街ということで、、完全に光が閉ざされた真っ暗な道を、懐中電灯で照らしながらスパへ向かいます。

施設の鍵をお預かりして自分で開け閉めするシステム
なので、施設ごと完全なる貸切。(笑)

ドアを開けると、動画には何も映らない真っ暗な空間に、幻想的に浮かんだように見える木と露天風呂が二つ。

奥の大きな露天風呂に目が行きすぎて、手前の小さめな露天風呂の存在に気づかず落ちかけたので(笑)
夜にご予約された方はちょっと注意していただきたいくらい真っ暗さなのですが、夜ならではの美しい景色と気持ち良すぎる露天風呂にとても癒されました。

この日は15時から予約受付をしていたので、明るい時間だとまた違う景色がひろがるのかなと!私は朝一か夜の温泉が好きなので、夜に行けてよかったです。

そのまま、真っ暗な道を懐中電灯で照らしながらホテルへ戻り、お部屋のお風呂も素敵なので入り直しました。お風呂好きにはたまらない体験でしたね…

真夜中のホテルキーフォレスト


5:30起床。

日の出越しの富士山がくっきりと見えます

目覚めてすぐ屋上に行き、5時半から6時まで富士山を眺めました。5:50には、南アルプス山脈の色がくっきり茶色く見える時間でした。

冬だと山脈と富士山が雪化粧で見られるそう。その景色も絶景だと思います🗻❄️

お部屋からも山脈と富士山が見えます

お風呂に入ってから8:00からモーニング。
お部屋のテラス席でいただきました。

なんか見たことのある朝と思ったのですが….ハワイの景色に見えません?(笑)窓越しの山脈が、一瞬ダイヤモンドヘッドにみえました…

たっぷりの光と壮大な自然の景色と気持ちいい空気に囲まれて、パワーチャージしてから、二子玉川へ。商業施設での研修講師のお仕事をしてきました。

出張と全く関係のない場所で一泊して、そのまま東京でお仕事というのもおもしろいですね..(色んな体験試してます)

それにしても、最高な山梨旅でした。中村キース・ヘリング美術館 からのホテルキーフォレスト の宿泊、ぜひおすすめです!

その他、リアルタイムでの旅やアート情報は、@may_ugram のインスタにて。

全国散歩完了まで、残り14都道府県となりました。明日から、青森・岩手・秋田に行って参ります✈️

mayu

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