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出来損ないな小説一覧

8
出来損ないな自作小説です。
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#中途半端

ゼペットじいさん(未完)

 1

約半年にわたった戦いを終えて、以来僕は心から脱力し、ほとんどここで座り込んでいる。
手にしたモノとはカネと、それに伴う自由と、『無気力感』だ。
ああ、ついでに『ひきこもりになる権利』をそれに加えても良い。

この裁判を経て僕に与えられたモノは正当な権利だったと思う。
僕は会社のために粉骨砕身働き、利益を上げ、求めには誠実に応じてきた。
だからこそ僕が作り上げてきたソフトウェアには正当な対価

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最後の魔女

1 ある会話

少年はまたそこを訪れることにした。
切り立った山の向こうに、その『ほこら』はある。
そこは『禁忌の地』だ。
彼の所属する『集団』には、そこに行くことは決して許されてはいなかった。
少年は身軽に、少しの危なっかしさもなく岩と岩の間を飛び越え、その間に汗もほとんどかかないままだった。
やがて辿り着いた岩山の切れ目に身を滑り込ませる。
陽射しが届かなくなると、そこは完全な暗闇に包まれる。

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