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古い時刻表を今風のデザインで作ってみようの巻(1876年12月・新橋駅)

タイトルの通りのものを作ってみました。今回のお題は1876(明治9)年12月頃の新橋駅の時刻表です。

新橋横浜間鉄道 新橋駅発 1876年12月
  • 作成にあたって参考にしたのは「日用官民便覧」という資料です。国会図書館デジタルコレクション( https://dl.ndl.go.jp/pid/900661/1/23 )から見て頂くとわかるとおり、時刻表だけでなく年中行事、郵便料金、出生届の見本に至るまで様々な情報をまとめた便利帳のような本です。国会図書館オンラインで検索すると似たような本がいくつも見つかります。

  • 明治9年の時点で、朝7時から夜7時半まで75分間隔で汽車が走っていたという点に驚かされます。また最終列車が23時20分発だというのも意外でした。

  • また横浜行きの列車の合間には品川までの区間列車が設定されていたようです。この列車は途中、「田町」に停車すると書かれていますが、これは1876年から約1年だけ営業していた田町仮停車場のことです。(※ちなみに、参考資料では品川までの区間列車の時刻表にのみ1876年12月改正だと書かれていたのですが、横浜行きの列車の時刻も1876年12月改正だと推定して上の時刻表を作成しています)

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