自傷の傷に 言葉を隠す(「放課後カルテ」第5回)*78

学校医の牧野は、ある女子小学生の自傷の痕に気づき、彼女の親と話すことになる。

自傷の根底には、言葉にできない葛藤があるはずです。
隠し通した内面をさらけ出すのは決死の覚悟です。
事情を話せたのは、あいつ自身が向き合おうとした証拠。
傷は隠していた言葉のすべてです。
父親であるあなたがそれを受け止めてください。

「放課後カルテ」第5回

今まで聞いてきた自傷行為をしてしまう理由はあまり納得できていなかったのですが、この牧野先生のことばは、スッと腑に落ちました。そして、泣けてきました。1話から見ていて、淡々としていた牧野先生が、だんだん感情的になって子どもたちの身体だけでなく心も必死に救おうとする姿勢にも感動したのかなと思います。第4回と第5回の2週にまたがっている話ですが、ぜひ見てほしいと思っています。

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