壁は乗り越えない(「しずかちゃんとパパ」第3話)*14
おはようございます、めいです。今回もドラマ「しずかちゃんとパパ」から投稿します。(吉岡里帆さん演じるしずか(娘)と笑福亭鶴瓶さん演じる、耳の不自由な父の物語です。)
パパ(笑福亭鶴瓶)は練習したが、障害のため自転車に乗れないことがわかる。このことをしずか(吉岡里帆)は、中島裕翔演じる道永圭一に話します。すると彼から意外な答えが返ってきます。
この返答を聞いたしずかは、自転車に補助輪を付け、さらに(周囲の人々に自転車が来たことを知らせるため)音楽を流しながら走るという方法で、安全にパパが自転車に乗れるようにする。
この場合、"聴覚障害"という壁はどう頑張っても乗り越えられませんが、"補助輪"という別の道を見つけたことで、結果的に「自転車に乗る」という目的を達成できました。壁は「乗り越えていく(壊していく)もの」という従来の考え方とは異なる面白い考え方だなと思いました。努力して壁を越えようとするのではなく、あんな風に全力でほかの道を探しに行ってもいいんだな、乗り越えなくても、目的は達成できるのだから。
どうしても困難な課題に遭った時、このことばを思い返したいと思ったので、ここにメモしておきます。読者の皆さんの役に立つと嬉しいです。
「しずかちゃんとパパ」(2022年、NHK BS、毎週日曜よる10時)