🎄【英国菓子】クリスマスプディングについて🇬🇧
こんにちは。メイです。
ハロウィンが終わったら一気にクリスマスモードですね。
英国のお菓子の中にクリスマスプディングという蒸しプディングがあるのをご存知ですか?
焦げ茶色のドーム型のプディングにブランデーを垂らして火をつけると、青い幻想的な炎がふわっと燃え上がります。
暖炉の火をぼーっと眺めるのが好きなので、プディングのおめかしも好きな時間の一つです。
作り方はとっても簡単ですが、とーっても時間がかかるのです…!
↓プディングの参考写真。こんな感じのドーム型です。
🌟作り方を簡単にご紹介
①牛脂(ケンネ脂を手に入れたい!)とブラウンシュガーを良く混ぜたら卵を数回に分けて入れて良く混ぜます。
②小麦粉と下記を加えて混ぜる。
数種類のスパイス(ナツメグ、シナモンなど)、生パン粉(食パンを細かく刻む)、洋酒(私はブランデーとラム酒両方または紅茶のリキュールも入れたい)、ドライフルーツ(カラント、レーズン、オレンジ、レモンなど。無農薬が良いです◎)
これらを全部混ぜて一晩寝かせたら…
だいたい6〜7時間じっくり蒸していきます。
それから驚いたのが、
なんと熟成させるのです!
熟成は1ヶ月〜1年。結構長いですよね。*
長く置いておくことによって洋酒が発酵して馴染むのだとか。
1年熟成させたものを食べたことがないのでとても気になっています。
今から作って一年後に開封するのも楽しそうです☺️
🌟Stir-up Sunday “かき混ぜる日曜日”
実は、クリスマスプディングを仕込む日は決まっていて
アドベント(キリストの誕生日に備える期間のこと)に入る前の最後の日曜日。
すなわち、12/25の4週間前の日曜日になります。
ふむふむ…
2020年は11/22(日)がステアアップサンデーになるのでしょうか…(・x・)?
もう仕込みの準備をしなければ。
そして本来、
クリスマスプディングは家族で作るもの。
家族みんなで交代で混ぜていき、一人一人混ぜているときにお願い事を心の中で唱えていくそうです。
その際にコインを入れて、切り分けて食べるときにコインが出てきたら幸運が訪れる…というものなのですね。*
🌟どのようにお召し上がりいただくか考え中です
せっかくならば、お召し上がりいただく皆さま全員に聖なる炎をお披露たいので、どうにかできないか模索中です。
時間割りを作って集まってくれた皆さまの前で大きなプディングに火を灯してからカット&サーブする…?
小さめのプディングをお皿に盛って提供時に火を灯す?(分身の魔法を取得しなければ)
うーむ。
試行錯誤します◎
そしてプディングにはブランデーバターという、
またまた罪深いバターを添えます。
一緒に食べるとなんとも美味…罪の味です。
こちらは火を灯すならば別添えしなきゃですね。o
赤すぐりの実と柊木の葉を飾ればクリスマスプディングの完成です✨
作るのもとっても楽しみ。
のんびりとお待ちいただければ嬉しいです。
ここまで読んでくださりありがとうございました!
Elf🌿
↓画像が無かったので描いてみました。
おまけ
スコティッシュ先生はドライフルーツが苦手なので、クリスマスプディングは大の苦手なのだそうです。笑