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からだをいぢくる

出羽守じみた事は言いたくないけれど日本人は身体改造に不寛容な面があるよなあとよく考える。
「親からもらった体だから〜」とはよく聞くしピアスも耳たぶ以外だと一般的に悪い印象を持たれがちだ。
タトゥーは彫られているだけ反社会的とみなされてしまう。
入れたら最後、銭湯には一生入れなくなるし病院では精密機械による検査ができない。
江戸時代に罪人への見せしめとして刺青をした影響とヤクザのせいだろうか。

それでも昔の漁師は水難事故に遭ってドザエモン化したときに身元判明しやすいようワンポイントで彫っていたり、アイヌ民族の女性は成人の証として、琉球民族の女性は宗教的な意味合いで刺青をしていた。

私は尋常性白斑で皮膚の色が抜けている場所がある。
かなり目立つからごまかす為に入れてみたいと昔から思っている。
お金がかかる、どこでやってもらえるのか分からない、社会的信用を失うためできないけど…

アメリカやヨーロッパではメディカルアラートタトゥーというヘルプマーク的な意味合いのタトゥーがあるのを知った。
もし大きな事故や災害で意思疎通が出来ないレベルの大怪我をした時に「私には持病があります」「アレルギーがあります」「ペースメーカーを埋め込んでいます」と周囲に知ってもらう為のもの。
これはわかりやすいから良いのでは?

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