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v_man_allstars
【〜休職まで②】くじけない心は正義なのか
くじけない心は正義なのか、
くじけずにあろうとすることは正義だ、
では、
一度くじけそうになって、
そのままがんばらなくなれば
正義と呼べなくなるのか。
適応障害と診断される前、心が死にかけていた(前の記事もご覧ください)あの頃は、そんなことを考えながら会社に向かってた。
朝ごはんを全て戻してしまった。やるせない。でもダイエットになるかも、と思ったら、そこまで気にはならなかった。何故吐いてしまうのかも考えずに。
昼間とにかく眠く、夜は仕事のことを考えて眠れない。商談の夢をしょっちゅう見た。決まって、遅刻したり、資料の数値が間違っていたり、上司に相談も出来ず取引先に詰められるような夢。眠りが浅く、夢が現実か分からず、朝起きた時は決まって動悸がした。汗もかいていた。
本心では、会社に行きたくない。
一方で、頑張りたかった。この仕事で、自分のやりがいを感じながら、働いていたかった。
どれだけ辛いことがあっても、他者に貢献していたい何かがあった。誰かに必要とされたい。誰かに認められていたい。
仕事に承認欲求の全てを捧げた私は、結局は他者に貢献したい、という思いの仮面の下で、そんな自分を認めて欲しいと泣いていた。
だから止められなかった。休めなかった。
休んだら負けだと思って、(誰との戦い?)震える足で電車に乗り、途中駅で気分が悪くなっても、早起きして定時に間に合うように出勤していた。
そんな中期。
今思い出すと、よく頑張っていたなと思う。そんな自分を愛おしく思える。
聞いた話、自己肯定感が低く他者の承認を必要とする人ほど、適応障害になりやすいようです。
よかったら調べてみてください。
次回は、休職に至る具体的な流れも書きたいなと思います。
koharu