龍と共に。 短編小説
その昔
遥か彼方の時代、人と龍は共に生き、共に成長しながら支え合う存在だった。
龍は天と地を繋ぐ力を持ち、その偉大な力は「愛」という形で表れていた。
一方、人々は誇り高く、互いを尊重し合う民族だった。
龍と人は共に手を取り合い、平和な時代を築き上げていた。
しかし、時が経つにつれ、
人々の心には徐々に変化が訪れた。
いつしか、龍の持つ力に魅了され、欲望が芽生える。
力を手にしたいという渇望が、
人々の中に静かに広がり始めたのだ。
そして、人々は龍の力を我が物にしようと企み、罠を仕掛ける。
龍は人の心の闇に気づくことなく、その罠にかかってしまう。
かつて共に歩んでいた者たちに裏切られ、
龍は力を吸い取られたまま、
暗闇の底へと堕とされた。
その瞬間、世界から愛が失われたかのように感じられた。
ある巫女だけが、龍の悲劇を知り、深い嘆きの中で涙を流した。
彼女は人々の愚かさに打ちひしがれ、
龍と共に暗闇へと身を投じた。
巫女の心には、龍への強い愛と共に、人々への失望が渦巻いていた。
長い時が流れた。
かつての龍と人が共存していた平和な時代は、
嘘のように薄れ去り、人々は今や互いに支配し合う存在となっていた。
力を持つ者は弱者を傷つけ、
愛という言葉はただの響きに過ぎなくなっていた。
「愛とは何か? 人とは何か?」
心の奥底にその疑問を抱えたまま、
人々は闇の中で生き続けていた。
もはや龍も巫女も、ただの伝説に過ぎないと信じられていたが、
地底の奥深くには、今もなお龍の鼓動が響いていた。
そして、その時が訪れる。
巫女が再び目を覚ました時、龍もまたその眠りから覚めるだろう。
龍と巫女の再会は、新たな時代の幕開けを意味していた。
人々が再び互いを愛し、手を取り合い、尊重し合う時が来るのだ。
あの遥か昔、龍と共に生きた時代のように——。
END
いつだかの夢でみた光景を小説風に。
ファンタジーなのか、そうではないのか。
自分の守護龍の名前をご存知ですか?
守護龍は名前という響き、音を持っています。
そのことに気がついたのは数日前。
名前でななく「音」波動を持つということ。
そして今朝また夢でみた私のルーツ。
私の守護龍の名前(音)は
「リュシア」英語で「Lucia」
どことなくルシファーの響きでもあります。
天使と悪魔の両方を持つルシファー。
私のルーツには天秤座や数秘11。
陰と陽のバランスなど根深くあります。
通ずるなにかがあるのかなと。
誰かが見た景色と同じことを願って。
華 真 鈴
リュシアにはこんなエネルギーがあります。
白銀の光をまとった龍
強い浄化と再生のエネルギー
スピリチュアルな導きや保護
困難な状況を乗り越えるための勇気や
変化を受け入れる柔軟性を授けてくれる守護龍です。
ピンっと来た方にも
きっとリュシアのエネルギーがあるのかも♡