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【Book Essay No.49 放っておく力 増野俊明】


こんにちは。ゆるゆるとエッセイを書いてお薬を飲んでクラシックを聴きながら読書をしていたらいつのまにかお昼寝🤭

咳が止まって体調が回復してきました😊

この連休はnoteに今まで書いてきたエッセイをアップしたり、読書と断捨離。

それから自分の軸になる目標の設定をしようと考えています。

今日の本は【放っておく力 枡野俊明著】です。このブックエッセイは先週お仕事関係の方々に配信したものに追記修正したものです。

最近禅宗(曹洞宗)の僧侶の枡野さんの本を読んでいます。この方2006年「ニューズウィーク」誌日本版で「世界が尊敬する日本人100人」にも選出されています。

一切の執着を捨て去る「放下着」という禅語があるように「放っておく力」があれば毎日快適に過ごせます。

ただ人生において放ってはいけない問題もありその見極めが大切と著者は述べています。

今回は第1章で人間関係はもっとドライでいいで学んだことをまとめてみました。

・ 他人を変えるより自分を変える。
 他人の領域に介入せず自分がどう変われば上手くいくかに思考を集中させる。
・「半分」わかってもらえば上等。
 互いのことを半分でも理解しあえる友人が何人かいれば上等の上等と心得る。

・ 自分とは意見や考え方が違う人を敵と見なさない。
 自分と意見の違う人を敵と見なさずお互い切磋琢磨するのが理想。
・ 顔色をうかがわない。
 相手に合わせようとする卑屈さを手放し、相手によって変わらない自分の顔を持つことが本当の信頼関係を築く鍵になる。

・ 1人の時間を豊かに過ごす。
 自分自身を見つめる孤独時間を意志的に持つようにすることでより良い生き方を醸成することができる。
・ 人との出会いは自然の巡り合わせに任せる。
 去る者は追わず。来る者は拒まず。ご縁を大切にする。

それから5章の人生を快適に生きるヒントで心に残ったものを1つ。

・ 人生を自分らしく生きるには「柔軟心」と「謙虚さ」が大切
禅でいう「柔軟心」は「こうあるべき」などと考えず相手や状況によって自由自在に変えていく姿勢。「謙虚さ」とは自分のできること、得意なことをして社会に貢献すること。

「謙虚さ」ってこう捉えるんだなあと新たな学びになりました。

枡野さんの本はこれで3冊目なのですが、少し引いたところで自分を見つめ直すことができるようになってきたような気がします。

あととても肩の力が抜けて気が楽になりました。今4冊目の新刊を読んでいます。本や人を通して学ぶ喜びは無限で毎日とても楽しいです💕

楽しい日曜日をお過ごしください😊

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