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詩 やっぱり、すききみが、ぼくのことを、七回もふった夜。 ぼくの口のなかは渇ききっていて 呼吸はおちついていて 自分の血が管を流れる音がはっきり聞こえた。 ぼくの一回のすきに、きみは七回も「すきじゃない」と返した。 ついに、「一生涯、愛することはない」とも言った。 それでもぼくらは同じ布団の上で隣り合って寝ていた。 今夜が最後になるかもしれない。 きみの寝息をあとで思い出せるように、めいっぱい耳をそばだてた。 きみと同じ布団で寝ている自分を貧しく感じて、床で