デジタルタトゥー

学生時代、若気の至りで某音声投稿サイトに載せた「歌ってみた」が未だインターネットワールドに浮遊している。
加えて、これまた同時期に若気の至りで某小説投稿サイトに載せた未完のオリジナル小説達もインターネットワールドに浮遊している。いずれもユーザーIDもパスワードも何もかも忘れてしまい、消そうにも消せなくなってしまったのだ。これを詰み、と言う。

サービスが終了してサイトが閉鎖されない限りあの呪物が消えることは無い。誰かに見られたくない、というよりかは、私が見たくないのである。黒歴史作品をインターネットワールドから消し、私の脳内からも消す、これが理想的な終い方だ。

おい、良かったな。こえ部や前略プロフィールに黒歴史があった人達。
私の黒歴史が保管されているサイト達は当分消えそうもないんだよ。

ちょっと、本当に、助けてください。