ホイコーロー吉岡

さくら舞い散る中に忘れた記憶

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最近の記事

ファミマインターホン

実家がファミマになってしまった。 正確に言うと、実家のインターホンのチャイムがファミリーマートの入店音になってしまったのだ。 先日、実家で昭和の刻から使われ続けてきた古いインターホンが遂に令和の製品に変わった。 と言ってもそんなに珍しいものでは無い。 今までモニターすら付いていなかったので家の中から外の映像が見れる、というだけで私は近未来感を抱きワクワクしてしまった。 しかし、試しに音を鳴らした瞬間、場の空気は一変する。 てれれれれれ〜ん てれれれれん♩ チャイムが

    • 恩師とユーモア

      アニメオタクを自覚してかれこれ10年は経つ。 ある時まで私にとってアニメというのは「画面の向こうの2次元の世界」だった。しかし、知り合いが作ったアニメをテレビ画面で初めて見た時、私の中の何かが変わったような気がした。 知り合い、とざっくりぼかしてしまったが、簡潔に言うと学生時代の恩師である。 恩師が作ったアニメには恩師以外にも学校の先輩も参加されていた。そこで作り手側の考えや苦労を聞いてアニメを見るという体験をしてからというもの、「画面の向こうの2次元の世界」という認

      • 読書

        私には本好きキャラを買って出ていた時期がある。 それは私が小学校中学年〜高学年の頃、同じクラスの女子たちに頼まれ書かされたプロフィール帳なんかにある「しゅみ」の欄に何も書くことがない、と困った末に生み出したキャラである。 決して趣味が無かった訳では無い。当時の私は今より数十倍も自己開示が苦手で、趣味はおろか好きな色すらも人によって言い分けていたくらいだった。 落書き程度のイラストを描くのは好きだったが、それを趣味にする事によって「どんなの描いているの!?」と言われ相手

        • ねるねるねるね

          ねるねるねるねを練るとねるねるねるねの完全体になる。 つまりねるねるねるねを開封したばかりの「1ばん」「2ばん」「3ばん」の粉のままだとそれはねるねるねるねとは言えないのだ。 ねるねるねるねをねるねるねるねたるものにするにはそれらの粉を混ぜ合わせ、練る、という工程を踏まなければならない。 ねるねるねるねを練る行為、即ちそれはねるねるねるねの命を育む究極の食育と言える。 小学校の授業に「ねるねるねるね」を入れてみてはどうだろうか。 1時間目 さんすう 2時間目 こくご 3時

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        • 日記
          8本

        記事

          デジタルタトゥー

          学生時代、若気の至りで某音声投稿サイトに載せた「歌ってみた」が未だインターネットワールドに浮遊している。 加えて、これまた同時期に若気の至りで某小説投稿サイトに載せた未完のオリジナル小説達もインターネットワールドに浮遊している。いずれもユーザーIDもパスワードも何もかも忘れてしまい、消そうにも消せなくなってしまったのだ。これを詰み、と言う。 サービスが終了してサイトが閉鎖されない限りあの呪物が消えることは無い。誰かに見られたくない、というよりかは、私が見たくないのである。

          低共感性類似

          「この人誰かに似ているな」と、インターネットやテレビで芸能人などを見るとよくこの感想を抱く。 その時「この人○○に似ている!」と断言できる場合もあるが、「誰かに似ていることだけは分かる。誰に似ているかが分からない」という場合の方が多かったりする。 そしてその場合の「誰か」は自分の過去の知人である確率が高い。 その為全く誰にも共感を得られないのだ。 例えば、最近友人がイチオシ声優として挙げている柏崎隼史さんは私の高校時代の生徒会長に激似なのである。 その友人のリポスト経由で

          シャニマス2200日

          『アイドルマスター シャイニーカラーズ』(以下シャニマス)はログインするとプロデューサー就任(初めてプレイした日)からの経過日数を教えてくれる。そして100日とか1000日とか、キリの良い日数になったらログインボーナスとは別にアイテムをくれるというシステムだ。 私は先日のログインでシャニマスのプロデューサー(プレイヤーのこと)歴が2200日となった。もうそんなにプレイしたのか、とその日数に少し驚く。 いつもやり取りしているプロデューサー仲間の友人に「もう2200日なん

          『川越ボーイズ・シング』という狂気の合唱アニメ

          私はアニメを見ること、そして声優のラジオ(アニラジなど)を聴くことを趣味としている。 アニメは年に80本、ラジオも月あたり20番組以上を追っている、端的に言い表すとオタクだ。 テレビでアニメを見てからインターネットでアニラジを聴く、というルーティンを知ってからは「あぁ、私は一生アニメオタクをするんだろうな……」と実感する日々になっている。生きがい。Reason for living. そんな私が昨年1番ハマったアニメ、それが『川越ボーイズ・シング』(以下「川ボ」)だ。 皆

          『川越ボーイズ・シング』という狂気の合唱アニメ

          2つ名及びハンドルネーム及びニックネーム及びラジオネーム

          初日の日記にも書いたが、私の名前(と書いて"ハンドルネーム"と呼ぶ)は知人から受け継いだものである。 知人、というか友人が「2つ名」という名目でこの名前を使っていたのだが、当人が2つ名システムに飽き、当時Twitterを始めたてだった私にその名前を譲ってくれたのだ。 そもそも、この名前自体も友人が自分で考えたものでは無く、元々は友人の知人が考えたものである。そのため私からすると、名前も顔も知らないただの他人が考えた名前を名乗っている、という状況になっているのだ。 これがネー

          2つ名及びハンドルネーム及びニックネーム及びラジオネーム

          自己紹介

          ホイコーロー吉岡です。 好きな中華料理はチャーハン。 好きな言葉は天上天下唯我独尊。 好きな国道は2号線。 よろしくお願いします。 ここでこの世で1番好きなASMRを貼ります。 おやすみなさい。

          プロデューサーオタクのプロデューサー、プロデューサーの声を聴く【シャニアニ】

          アイドルマスターシリーズにおいて我々プレイヤーは「プロデューサー」としてアイドルたちをスカウト、育成していく立場にある。 ゲーム内では我々「プロデューサー」には後ろ姿や身体の一部などフォルムが現れることはあっても完全に顔が出てくることは無く、当然ながら声も無い。 だが、アニメ化するとそんなプロデューサーにも声と顔が与えられる。 他ブランドアニメでは メガネイケメン(CV.赤羽根健治)『アイドルマスター』プロデューサー 堅物イケメン(CV.武内駿輔)『アイドルマスター シ

          プロデューサーオタクのプロデューサー、プロデューサーの声を聴く【シャニアニ】