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「乗りたくない!」はロボットアニメの様式美?

アニメ『機動戦士ガンダムSEED』を観始めました。

というのも、お仕事に活かすことができたらいいなと思ったのと、最近になって映画『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』が特別上映されているので興味が出たというのがあります。

ロボットものに疎く、他だと観たことがあるのが『エヴァンゲリオン』くらいです。ガンダムシリーズだと『水星の魔女』だけ。

アニメライターを名乗っている以上これではいかんと観始めたわけですが、面白いですね!!

作画の古さは感じるものの、第1話からググッと引き込まれました。アスラン!? しかも声が石田彰さん!? もっと喋ってくれ!!

主人公が襲撃から避難しようとするときに「あそこはもうドアしかない!」って言われるシーンがあって、そのちょっとしたセリフの言い回しもすごく好きです。

あと意外に思ったのが、『ガンダム』もロボットに乗りたくて乗っているわけじゃないという点。

『ガンダム』も、と書いたのは『エヴァ』と比べたんですが、キラ・ヤマトもシンジくんも嫌々機体に乗っているんですよね。

不本意ながら機体に乗るのはロボットアニメの様式美のようになっているのかなと思いました。そこで生まれる葛藤が面白い。

また、『水星の魔女』で知ってはいたんですが、ガンダムが完全に戦争の兵器として利用されているところもガンダム作品になじみのない人にとって意外に感じるポイントなのかなと。

子どもたちがガンプラで無邪気に遊んでいると思うとなんともいえない気分になりますが、ガンダムはカッコいいので仕方ないね……。

アニメではガンダムの戦闘シーンが結構あって、そのなかで見せる決めのカットがめちゃくちゃカッコいいです。スマホの壁紙にしたくなります。

ただ、かなり作画コストがかかりそうだけどどうなんだろう。複雑なガンダムの構造を熟知していないと描けないですよね。

『SEED』はHDリマスター版があるし、『水星の魔女』は見惚れるほど作画が綺麗でした。

加えて『SEED』はエンディングテーマの入り方も毎回変わっているし、作画や音楽などガンダム作品のこだわりを至るところから感じます。

なのになんでとっつきにくいかというと、やっぱりシリーズのどこから観始めたらいいかわからないという敷居の高さが原因なんでしょうね。観始めたら面白いんですけど……。

劇場で『SEED FREEDOM』が観られるようにはやく観進めたいです。ちなみに第1弾の上映期間は10月3日まで。間に合うかこれ!?

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