ジル・ドゥルーズ
私はフランスの哲学者のジル・ドゥルーズの思想が大好きでよく読んでいます。
特に『千のプラト―』は滅茶苦茶読み込んでいて、その結果、表紙がボロボロになってしまっています(笑)
原文はフランス語なのでそれも見るのですが、これがまた面白いもので、日本語の場合とかなり印象が違ってきます。
別に翻訳者が故意に嘘の訳をつけているとかそういうわけではないのですが、ある程度は正確さを目指しているにも「かかわらず」、意味がズレていくんですよね。それがまた面白いのです。
こういう「誤差」のようなものにも注目していくと面白い概念や発想がたくさん詰まっていて真剣に考察していくと本当に面白いので、気が向いたらお試しあれ!
ジル・ドゥルーズの哲学は私の見る限りでは、間違いなく最高峰のものであるようにも思います。現時点では、私が最も敬愛する哲学者ですね。間違いなく(笑)
ただ、『千のプラト―』はけっこう長めで、しかも超難解な部類の著作ではあると思いますので、読解に時間がかかる場合も多いかもしれず、なかなか気軽に「ぜひ読んで!」みたいには言いづらいのはそうですね(笑)
それでももしも気になる方がいらっしゃいましたら、ぜひピラピラとページをめくるだけでもしてみてくださいませ。
仮に何も分からなくても、非常に豊かな宝物をたくさん受け取ることができるかもしれません。