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山に入り木を切るところから始まっている


こんばんは。
お休みをいただき、鎌倉へと帰ってきました。

夏季休暇の間に、18日から始まるオズのかごバッグ展の作り手 佐々木さんに会いに行ってきました。

盛岡駅から徒歩15分程度のアトリエ



オズさんが作るかごバッグは、
ワンピースに合うような浅型のかごバッグや
持ち運びやすい小さめのものを作ってくれたりと私たちの望みを叶えてくれる可愛らしいかごバッグなので

作り手である佐々木さんが男性なことに
驚きました。

山葡萄かごを編んでいる佐々木さん



でもやはり、かごを作って生業にしていくのは並々ならぬ力仕事も含まれるわけです。

それもそのはず佐々木さんは、
原料の伐採からものづくりは始まります。

5〜6月に岩手県内全域の山へ沢胡桃や山葡萄の木の枝を切りに行きます。


なので、その期間はずっと山へ向かうのでかごを作ることはできません。

その後に、皮を剥いてお湯につけ
乾かす作業。

バケツに樹皮の色が移っている



乾かす時に、均等の色にすることが難しく、ようやく色の濃さをコントロールできるようになってきたとのこと。


色の均等性が大事


その技術はまさに
経験の賜物ですね。

一つのかごに20本ほどの木から採れた皮
を必要とします。
それだけ、労力が伴っているからこそ
作り手が見えるかごバッグには、
お値段にも反映されています。



かごに使われる材料からは、どうしても
使えなくなった端材が出ます。
その端材はちいさな置きかごにしたり
ブローチにしたりと余すことなく
使い切っています。


今回の展示会にも、小物入れにしやすい
小さなかごや、すてきなブローチも用意しています。



一年に作れる量が決まっている岩手県の沢胡桃かごや、山葡萄かご。

オズのかごバッグ展に合わせて、
かごバッグは総勢23点も作っていただきました。

展示会の様子



とても見応えのある展示販売会となっております。

ぜひ、この機会にお手にとって触れて見てみてくださいね。


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オズのかごバッグ展

会期  2022年8月18日(木)– 8月28日(日)
 11:00 – 17:00

会場 うつわと手仕事 廻り道 
  神奈川県鎌倉市大町2−8−14

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