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2023年ライブ振り返り

2023年はやっと海外のアーティストが来日を再開してくれたこともあり、たくさんライブに行けた一年でした!
忘れないように2023年のライブを振り返って記しておきたいと思います。


2023年1月27日(金)星野源 at 横浜アリーナ
『Gen Hoshino presents “Reassembly”』

2020年に開催予定だった『Gen Hoshino presents “Assembly”』が新型コロナウイルス感染拡大の影響のため中止になってしまい、その時から3年が経ち“Assembly”から“Reassembly”に再構築されたライブが開催!私はSAKEROCK時代からのファンなので、余裕でチケットが取れる時代から全然チケットが取れなくなった時代を味わったファンの一人です。もう最近は全然チケット取れなくて今回もダメ元で申し込んでおくかーというノリで『Gen Hoshino presents “Assembly”』に申し込んだところ久々の当選!!久々に源くんを見られる!という喜びも束の間、コロナで中止に。延期じゃなくて中止。そんな悔しい思いをしてから早3年、『Gen Hoshino presents “Reassembly”』が発表&見事当選!!ということで、久々にライブを見ることができました。嬉しいことにステージからかなり近い席だったので、楽しさも5億倍!小さいスペースで小躍りしながら終始ライブを楽しみました!源くんは周りの意見なんかクソどうでもいいから、自分が楽しいこと、やりたいことをやり続けて欲しい。そんなことを改めて確かめられたライブでした。

撮影可タイム

2023年4月19日(水)RIDE at 恵比寿LIQUIDROOM
『Nowhere anniversary show』

イギリスのバンド、RIDEの来日ライブ!しかも『Nowhere』再現ライブだったのです!!

シューゲイザーブームを牽引してきたバンドのひとつですが、ライブはマイブラのようなTHEシューゲイザーライブではなく、ロックバンドしていました。ライブが明るかった!久々のライブハウスでRIDEを体感できたのはとても良かったです!距離の近さや箱鳴りを感じるライブハウスならではロックライブという感じで、気持ち良い轟音がダイレクトに身体にブチ込まれる感覚。そして一番大好きなあの曲が……!!

結構衝撃的なタイトルだけど、甘味な夢心地のまま燃え続け、そのままジャケットのような海の底へ沈むような雰囲気の曲で大好き!この曲を生で聴ける日が来るとは!!再結成してくれてありがとう!来日してくれてありがとう!!そして『Nowhere』再現ライブだったのに新曲も披露してくれるというまだまだ今後が楽しみなRIDEでした!

2023年4月27日(木)THE1975 at ぴあアリーナMM
『THE 1975 AT THEIR VERY BEST JAPAN 2023』

このアルバムで去年大ハマりしたTHE1975。このアルバムを引っ提げ来日公演が決定した時には、確実にチケットを取れるようにクリエイティブマンの会員になってチケットをもぎ取りました。ステージ上ではなく、裏手にいるマシュー・ヒーリーが酒を飲んでる姿がスクリーンに映し出され、アコースティックセットで「Oh Caroline」を歌いながらステージへ。そして2曲目はバンドメンバーも揃い大好きなこの曲が素敵なライブアレンジで披露。早くもテンションMAXに!

ライブ全体がこのアルバムのようにモノクロで、スクリーンもモノクロ、照明も色数をあえて絞っていて、色がついているのはステージ上のメンバーとマシューのおうちエリア(ソファーとか観葉植物とか飾ってある部屋みたいなセット)のランプのみというオシャレな空間でした。ステージのセットも本当に良くて超好みでした!席もアリーナA1ブロック12列目の1番目でとても近い上に左隣に誰もいないので、まわりを気にせず身体を動かし声を上げて楽しめました!!今度はイギリスに行ってライブを見てみたいなー。どの曲もライブアレンジがとても秀逸で良すぎました。ということでこんなアルバムも出ているのでオススメです!

2023年5月13日(土)Sławek Jaskułke at めぐろパーシモンホール
『POLISH PIANISM Concert』

たまたまラジオを聴いている時に流れた「Park IV」というこの曲。そしてなんともうすぐ来日公演があるとのこと!こりゃ行くしかないとその場でチケットを購入。ポーランドのピアニスト&作曲家のスワヴェク・ヤスクウケのピアノはなんとも自由で縦横無尽。ピアノの椅子に座りながらもう弾き始めるし、多分次のフレーズどうしようかなー?とか考えながらその場で即興でアレンジしてる雰囲気で、楽しみながら弾いてる感じがとても好きでした。あとフレーズもコード感もツボ。めちゃくちゃ簡単そうに弾いてるけどめちゃめちゃ難しいアルペジオの数々。でもなんか自由な空気が超絶技巧!っていうより、その場の空気をピアノに落とし込んでいるという感じでゆったり聴くことができて良かったです。アンコールもふら〜っと現れてなんか面白かったです(笑)終始肩肘張らない空気感が自分に合ってて心地よかったなー。

2023年7月30日(日) at 苗場スキー場
『FUJI ROCK FESTIVAL '23』

2019年以来フジロックに再び行ってきました!だってLizzoの初来日がフジロックだったんですから!!何年もLizzoの来日公演を待ち侘びていて、ついに念願叶って初来日が決定!それがなんとフジロックでしかも最終日のヘッドライナー!!行くしかねえ!!!ということで、弾丸で行ってきました。
見たかったアーティストが結構かぶってしまったのですが、Lizzoを最優先に考え、こんな感じで見てきました。

①アトミック・カフェ トーク day3 【社会とテクノロジー】宮台真司(社会学者)、ジョー横溝(『君ニ問フ』編集長/文筆家)、MC:津田大介
②100 gecs
③NEAL FRANCIS
④BLACK MIDI
⑤G. LOVE & DONAVON FRANKENREITER
⑥LIZZO
⑦WEEZER

今回は割とFIELD OF HEAVENとWHITE STAGEを行ったり来たりしていました。その他、入場ゲート手前で薪を割ってコースター作りをして体力を奪われつつ、ボードウォーク途中にある木道亭にあるストリートピアノ<森のピアノ>でBibioの「The Ephemeral Bluebell」と光田さんの「風の憧憬」を即興で弾いたりしました。そこで出会った人と仲良くなったり、「風の憧憬」に反応してくれた方と光田さんのことを一緒におしゃべりしたり、新たな出会いが楽しい場所でした!

森のピアノ

あとは筍亭~青空寄席~でサクヤナガワさんのスタンダップコメディを見て笑いまくったり、カルチャー兄貴と合流して一緒に乾杯したり、ライブ以外も楽しみました!

楽しみにしていたバンドのひとつBLACK MIDI!やっぱりライブが超楽しくてずっとジャンプして叫んで最初から最後まで楽しみました!!またライブ見たい!!

そして大本命のLizzo!!なんとドセンター前から4番目の位置をゲット!再びカルチャー兄貴と合流してLizzoの登場を今か今かと待ち続けること1時間以上。全然現れる気配がないLizzoにキャンセルという文字が浮かび不安になってきたところにLizzoが豪快に登場!!!その瞬間に叫び声と一緒に涙!!!本当にLizzoだ!!ずっと会いたかった生のLizzoだ!!!!パフォーマンスも演出も最高!!ラスベガスでショーを見ているような気分になる豪華なショーとLizzoのパワフルでキュートな歌声とダンスにずっと笑顔で泣いてる状態でした(笑)そして特別な一曲「Special」で限界突破。お守りのような一曲だったから、この曲をこんな間近で見られる日が来て幸せでした。
その他「Juice」、「Boys」、「Water Me」、「Good as Hell」、「About Damn Time」などなど聴きたかった曲も満遍なくやってくれて顔面崩壊!終わった後はずっとカルチャー兄貴に「Lizzoが本当に良かった、可愛かった」と言い続けるBOTと化しました(笑)もしまた来日公演をやってくれてもあんな近くで見られることはないだろうから貴重な体験ができました!

2023年8月12日(土)ウクライナ・グランド・バレエ at 東京国際フォーラム・ホールA
SWAN LAKE ON WATER

実はSławek Jaskułkeのコンサートで配布されたフライヤーの一枚の中にこの公演のフライヤーが入っていて、気になったので母を誘って見に行ってきました。初のバレエ!本当の水を使った演出もあり、初心者にもとても見やすかったです。戦争でバラバラになってしまったウクライナ・グランド・バレエの団員が集結し行われた公演でした。演奏は東京フィルハーモニー交響楽団。ステージからかなり席が近かったので、生音がダイレクトに席まで届いてとても良かったです!踊る時に水飛沫が舞うのですが、その音もしっかり席まで届いて臨場感たっぷり!ついに第2幕で白鳥が現れた時はその美しさと白鳥にしか見えない演技で目を見張りました。誰もが知っているチャイコフスキーのバレエ音楽「白鳥の湖」組曲のあのメロディにはテンション上がりますね!ちなみに今回の公演はバッドエンドを採用していました。

2023年10月20日(金)宝塚歌劇団 月組 at 東京宝塚劇場
『フリューゲル -君がくれた翼-』&『万華鏡百景色』

友達が大の宝塚ファンで、チケットを取ってくれたので行ってきました!昔一度仕事の関係でリハーサル公演を見せてもらったことがあり、それ以来2度目の宝塚でした。これぞエンターテインメント!という演出の数々に、ほぼ初見でもとても楽しめました!ダンスも色々な種類のダンスがあって楽しかったなー!『フリューゲル -君がくれた翼-』は冷戦で東西対立中ドイツが舞台。メルケル元首相をモチーフにしたキャラクターが出ていたり、ある程度教養があるとより楽しめる内容でした!この劇でも歌がベルリンの壁を崩壊に導くきっかけになりますが、現実でもNina Hagen、The Velvet Underground、David Bowieがそのきっかけの一つになってるんですよね。宝塚は今色々な問題が浮上していますが、ファンのため、そして団員のためにもしっかり膿を出し切って、良い環境で素晴らしいエンタメをもう一度花開かせて欲しいです。

2023年12月9日(土)空想委員会 at 下北沢シャングリラ
空想委員会ラストワンマンライブ 解散式 ~委員長ありがとう!~

委員長のギター

空想委員会のライブはいつだって楽しいんだって改めて思わせてくれたライブでした。正直ライブハウスに入るまでどんな顔で行けばいいのかって不安だったんですが、かつてのスタッフ仲間、そしてメンバーの顔を見たら今日は楽しもうという気持ちに全振りできました。多くはここでは語らず、かつての仲間とだけ共有しようと思います。
空想委員会、ありがとう!空想委員会、また会おう!!

この手作り感満載のMVは、知り合いが店長をやっていたライブハウスにお願いして撮影させてもらい、実際にファンの方を呼んで撮影しました。懐かしい!

家までつけっぱなしだったPASS

2024年に向けて

思ってた以上にたくさんあってまとめるの大変だった!!でもまとめておけば後から振り返ることができるのでやってよかったです!
昨年はサボってしまいましたが、Sigur Rosの『SIGUR RÓS World Tour 2022』や10年以上越しの奇跡の当選を果たしたバナナマンの『bananaman live H』などポツリポツリとライブが再開し始めた年でもありました。そして来年はすでに2公演のチケットを確保済み!これも2020年のライブが中止になってしまい悔しい思いをしていたTHE CHEMICAL BROTHERS『For that beautiful feeling tour 2024 LIVE IN TOKYO』と、WILCO『JAPAN TOUR 2024です!2013年に行われたライブぶりとのこと!ちなみに前回も行きました!アメリカでは人気バンドなんだけど、日本ではあんまり有名じゃないせいで全然日本に来てくれないんですよね。また来てくれてありがとう、WILCO!!
ということで、来年も行きたいと思ったら迷わずチケットを確保していくスタイルで音楽を生で浴びていこうと思います!!

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