苦手なこと
「ぱなし子!」夫がふざけて私を叱るときの呼び方です。振り返ると、電子レンジの扉と、食洗器の引き出しと、食器棚の引き出しと、吊戸棚の引き出しが全部中途半端に開いている。
開けたら閉める、が極端に苦手です。
何かを始めて、ついでにあれもこれも終わらせちゃおう、と思っているうちにどんどん散らかってしまう。でも、自分の中ではたくさんの用事が片付くので、最後に閉めればいいかな、くらいにしか思っていませんでした。夫に言われても、「今閉めるとこなの」「まだ使ってるの」などと平気で言い返していたのですが。
娘が、とても几帳面なのです。
私が開けっ放しにした引き出しを黙って閉めたり、遊んでる途中に買い物などに出かけようと誘って、なかなか来ないので呼びに行くとおもちゃを「片づけてるの」と箱に戻していたり。
さすがに、子どもにフォローしてもらうのも情けないな、と思い、克服しようと心に決めました。「開けたら閉めるができない」で検索したら「本当に何を考えているのか理解できない」「不愉快」「育ちが悪いので治らない、あきらめる」など「開けたら閉めるができて、できない人が気になってしょうがない」人たちからの辛辣な言葉の嵐。具体的な克服の方法について書いたものはほとんど見つかりませんでした。
自分なりに考え、「当たり前になるように習慣化しよう」と思い立ち、ドラゴン桜2で紹介されていた「みんチャレ」というアプリを使い始めました。勉強や運動など、目標ごとに最大5人のグループで、毎日写真を撮って報告しあうアプリなのですが、さすがに「開けたら閉める」を目標にしている人はいなかったので「家事、片付け」のグループに入れてもらいました。写真を撮るため、否が応でも部屋を見回す癖がついてきて、ようやく累計20日達成したところです。気を抜くとまた違うところが気になって扉がおろそかになっちゃうのですが、一つ一つやり方を身に着けていけたらと思います。