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Cursor入門 ChatGPTを活用してプロトタイピング
Cursor 概要
めちゃくちゃ便利な、ChatGPT機能を付けたIDEがリリースされたので
簡単に使い方を残しておきたいと思います。
ちなみに、Cursorは、Anysphere社が作ったエディタで、OpenAI's Startup Fundから800万ドルを調達しているそうです。
Cursor : カーソル
上記サイト( https://cursor.sh/ )から無料でダウンロードができます。
この AI + エディタの特徴は、ChatGPT機能がエディタに内包されているので
画面を行ったり来たりしなくても、エディタ内でプロンプト指示をしたり
チャットウィンドウから相談したり、表示されたコードを1クリックでコピーしたりと、とっても簡単にプロトタイピングできるエディタです!
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エディタ内で、AIチャットに問い合わせ
メニューの「ファイル」から「新しいテキスト ファイル」を選択してファイルをオープンして、Command + K でプロンプトが入力できるようになります。ここに、「Hello world のテスト用コードをPythonで書いてください」などと指示すると、コードを生成してくれます。
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また、Command + L でチャットウィンドウから指示するとチャット形式でサンプルコード作成や、相談などができます。
ちなみに、Pythonのインストールなども相談できるので、初期インストールから色々相談していけます。
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ちなみに、Python3が別でインストールしてあった場合は、パスを指定しておく必要があるので、Cursor 「基本設定」「設定」で「拡張機能」「Python」の設定画面をだして、Default Interpreter Path にパスを指定してあげてください。
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アプリのDarkモードをLightモードに変更
デフォルトの外観が、ダークモードになっているので、ライトモードにしたければ、同じ設定画面の「ワークベンチ」「外観」にColor Themeの設定画面があるので、気に入った外観を指定してみてください。
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私は、ライトモダンに設定してみました!
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Cursor 料金プラン
Cursorには、有料プランと無料プランがあります。
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月額20ドルと、月額40ドル、無料版は自身のAPI keyを設定して利用します
APIキーは右上の設定ボタンから設定ができます。
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チャット相談しながらプロトタイピング
Command + L でチャットウィンドウを出すことができます。
ここにプロンプトを入力して助けてもらうことができます。
環境のことも聞けるし、コードを書いてもらうこともできます
また、プラグラムだけじゃなくて、プロンプトを書いてChatGPTの変わりに
使うこともできます!APIコールするので、ChatGPTの料金は従量でかかっていくので注意が必要です^^
ちなみに、Azureのキーを設定することも可能です!
コード書くだけに使うんじゃなくても、使えるあたりは、とても万能です!
もう、テキストエディタは、こっちに引っ越ししようと思ってますʬʬ
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例えば、Webスクレイピングしてテキストを抜き出す
サンプルプログラミングを書いてもらうこともできます!
「Webスクレイピングしてテキストの出力をしてください」とか
チャットに相談してコードを作ってもらえます!
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Webの読み込みをして学習し、プロンプトを指示
Webのリファレンスマニュアルや、ドキュメントを読み込んで学習させてから、プロンプトを指示することも可能です。これで英語の長いリファレンスサイトをいちいち調べて、試行錯誤しなくても済むようになります!最高!
Command + L から、チャットウィンドウで、@を入力して、Add new docを指定します。その後、URLを指定すると、クローリングをして学習します
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例えば、OpenAIのサイトにある、APIリファレンスを指定してプロンプトをしています。
APIリファレンス
https://platform.openai.com/docs/api-reference
指示したプロンプト
@OpenAI API OpenAI にプロンプトを投げて返答をもらうサンプルを作ってください
プロンプトは「AIの活用方法について教えてください。
結果は500文字でテキストで出力してください」にしてください。
利用するモデルは、GPT-3.5にしてください
openai のライブラリを使わないでサンプルを書いてください
プロンプト指示して、表示されたコードをコピーボタンを押すだけでコピーができるので、左のエディタ画面にペーストします。テキストの種類が「Python」になっていなければ、右下のテキスト種類をPythonにすれば実行ボタンも表示されます。
実行ボタンを押すと、下のターミナル画面に実行結果が表示されます。
エラーがでたら、Auto Debugとかもできます!とっても便利♪
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こんな感じで、簡単にプロトタイピングのコードが作れちゃうなんて、めちゃくちゃ便利になりました!
みなさんも、Cursorを試すのに、ちょこっとでも参考になれば〜
最後にCursor エディタのURLをもう一度、貼っておきます