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iPhoneのメモでいつでもどこでも「思考する習慣」をつける

こんにちは。

今日は、iPhoneのメモアプリを使って「思考する習慣」をつけることについて書きたいと思います。

私は、iPhoneのメモアプリは非常に便利で強力だと思っています。

なぜか?

それは、とにかく動作が軽快でサクサク動くので、メモしたいと思ったときにすぐにメモできるからです。


他にも高機能なメモアプリはたくさんありますが、「シンプルで使いやすく動作が軽快」というところがiPhoneのメモアプリの一番のメリットではないでしょうか。

何事も高機能が良いとは限りません。


私がこのiPhoneのメモアプリで実践していることでかなり効果を痛感しているのが、「思考する習慣」をつけるということです。

メモアプリの中に「思考メモ」というタイトルのメモを作り、ふと何か思いついたり、ひらめくたびに、この「思考メモ」の中に入力していきます。


この「特定のメモを入力するための枠組みを作る」ということは非常に強力だと思っています。

「○○のためのメモ」という決まった容れ物があると、パッと思いが浮かんだ時にすぐにメモれるので、不思議とアウトプットがたくさんできるようになります。


ちなみに私が毎日バリバリ使っているメモの項目が、以下の3つです。

  • 思考メモ

  • 毎日メモ

  • 備忘録

この3つのメモを「ピンで固定」して、常に一番上に表示されるようにしています。




それぞれどういった用途で使っているかといいますと、

  • 思考メモ⇒仕事や生活に関するアイデアや、アイデアにまでなっていないけどこれから考えを膨らませたいこと、仕事上で課題と感じていること、ちょっとした気になることなど。

  • 毎日メモ⇒日々の仕事で生じるメモ。電話でのやりとりや、人から聞いたこと、人に伝えたこと、その日の予定やTODOなど。

  • 備忘録⇒仕事上ですぐに参照したい情報や頻繁に参照する情報など。


「毎日メモ」のメモは、日付を入力して、書式は「タイトル」にして一番目立つようにしています。
その日付の下に、その日のメモを連続で入力していきます。
メモとメモの間には区切りの線を入れています。(「ーーーーーー」といった区切り。区切り線を素早く入力するために、ユーザー辞書で区切りの「く」と入れて変換したら一発で「ーーーーーー」が出るようにしています。)

「思考メモ」のメモは、日付を入れて、その後にメモのタイトルを入れて、書式は「タイトル」に設定しています。


この3つのメモの中で私が一番大事にしているのが「思考メモ」です。


介護事業の経営者をしていますので、仕事上の課題や考えることが色々とあります。

例えば、

  • 管理者向けの研修会の内容どうするか?

  • スタッフの個人面談で伝えたい内容

  • 当社の地域の訪問看護ステーションの数は県の平均と比べたらどうなのか?

  • 今後、会社の方向性をどうしていくのか?

  • アナログメモとデジタルメモのメリット・デメリットは何か?

  • noteに書くテーマは何にするか?

などなど。

仕事、プライベートに関わらず、考えたことは何でも入力しています。


そしてiPhoneのメモが一番効果を発揮するのが、「思いついた瞬間にメモれる」「どこでも見返せる」ということです。


例えば、歩いている時にふとアイデアを思いついた時、立ち止まってすぐにポケットからスマホを取り出してメモすることができます。
紙とペンでもメモできますが、バッグから紙とペンを取り出して書くよりも、スマホの方が動作的には素早くメモすることができます。

また、休日のお出かけの時はなるべく荷物は少なくしたい派なので、ポケットにスマホと財布、車の鍵だけを入れて手ぶら状態で買い物などしていることが多いため、そもそもメモ帳をもっていないことが多いのです。
そんな時もスマホさえあればすぐにメモすることができます。

この身軽さがとても快適です。

歩いている時や買い物をしている時などは脳が刺激を受けて活性化されるためか、わりとアイデアを思いつくことが多いため、このスマホメモが欠かせません。


また、夜、ベッドで寝入りばなにアイデアを思いつくこともわりとあります。
そんな時、アナログのメモ帳だと、①電気をつけて、②起き上がって、③メモ帳とペンを持って書いて、④電気を消して寝る、というステップを踏まなければなりませんが、スマホメモなら、電気をつけなくても、寝た状態のままでも、サッとメモしてまたすぐに寝ることができます。

この「暗闇でもメモできる」というのはアナログメモではできないスマホならではのメリットですね。
(ただ、暗闇でずっとスマホを見続けるのは目を悪くする可能性があるので、あくまで臨時のメモの時ですね)


スマホは現代人にとって、どこでも常に携帯しているモノになっていると思うので、これをメモに使わない手はありません。

最近はお風呂にもスマホを持ち込む方もいると思いますので(私の妻も持ち込んでいます)、アナログメモではありえない、お風呂でメモできるというすごいメリットもあります。

お風呂で身体を洗っていると、デフォルト・モード・ネットワークといって、ぼーっとしている時などに脳が活性化する働きのためなのか、いいアイデアが思い浮かぶことがかなり多いと私は実感しています。


中国の北宋時代の学者、欧陽脩が残した言葉として、よい文章を考えるには三上(さんじょう)、つまり「馬上(ばじょう)」「枕上(ちんじょう)」「厠上(しじょう)」が適していると言ったとされています。

馬上:馬の上に乗っている時
枕上:寝床に入っている時
厠上:便所に入っている時

現代では馬に乗っている人はあまりいないと思うので、歩いている時や通勤で電車に乗っている時などにあたるでしょうか。

こういう時こそ、まさしくスマホでのメモが最適ですよね。


以上が「思いついた瞬間にメモれる」ということですが、もう一つスマホが効果を発揮するのが、「どこでも見返せる」ということです。


スマホのメモに入力した「思考メモ」を、ことあるごとに見返すのです。

スマホでニュースをチェックしたり、メールを見たり、SNSを見たりすることが1日に何度かあると思いますが、そんな感覚で、「思考メモ」を1日の中で何度も見返すのです。

自分が入力した思考メモを何度も見返すことで、その入力した内容からさらにアイデアが膨らむこともありますし、思考内容が頭にしっかりと記憶されて、頭が整理されることもあります。

また、普段自分が考えていることが自分の頭にフィードバックされて何度も刷り込まれることで自分の問題意識が明確になるので、仕事でもプライベートでも自分のアンテナに引っかかることが増えます。
このことで、よりアイデアを思いつきやすくなるというメリットがあります。


iPhoneのメモアプリでの「思いついた瞬間にメモれる」「どこでも見返せる」というメリットによって、いつでもどこでも「思考する習慣」を作ることができます。


この習慣、本当に仕事でもプライベートでもかなり大きな効果を発揮するのではないかと考えています。

少なくとも私はこの効果を実体験としてとても痛感しています。


「アイデアを思いつきやすい環境で一番メモをとりやすい」というのが、スマホでのメモの一番のメリットではないでしょうか。


  • アイデアを思いつくことはあるけど、すぐにメモしないので忘れてしまう

  • 机の前でうんうん唸っていてもなかなかいいアイデアが思いつかない

  • アイデアをメモしっぱなしになるので、なかなか見返すことがない

といった方には、iPhoneのメモアプリでのメモがオススメです。

ぜひお試しいただけたらと思います!


以上、今日はiPhoneのメモアプリを使って「思考する習慣」をつけることについて書いてみました。


ここまでお読みいただき、どうもありがとうございました!

よければ「スキ」ボタンも押していただけると、今後の執筆の励みになりますので、よろしくお願いします!


《このnoteを書いた人》
ひろ/介護事業経営者/理学療法士/介護支援専門員
・病院で80人の部下を抱える管理職⇒介護で起業⇒6事業立ち上げ⇒経営11年目
・仕事効率化、知的生産、ビジネス書、文房具、ガジェットの話題が大好き
X(旧Twitter)で介護事業の運営・マネジメント・リーダーシップについて発信
YouTubeで介護事業の起業・経営について発信
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