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立川ハーフ

こんばんは、多田です。

早速ですが、今回約2年ぶりにハーフマラソンを走ってきました。
(しかもコースは箱根の予選会と同じ)
なので、今回はその振り返りと今後のことについて書いていこうと思います。

レース結果

今回の結果(72’10)の結論から言うと、
「ハーフを甘く見すぎていた」
これに尽きます。

現在のPBが大2(2019年)の69’56で、当時よりも練習の消化率が良かったこともあって「70分切りなら何とかなるだろう」と思っていましたが、今ではそれは自分に対する過信だったと感じています。


前半(駐屯地、公道)
後半(公園内)

写真は今日のラップです。1月の赤羽の時みたいに見事な落ち方をしています。
前半の10㎞も躊躇したかなと感じるタイムですが、公園内に入ったあたりで脚がだいぶ消耗していることに気づき、そこから上手く立て直しをすることができませんでした。

靴擦れで左の踵あたりが血だらけになったり、この時期にしては暑かったりと色々アクシデントがありましたが、それがなかったとしても70分切りはかなりグレーゾーンだったのではないかと思います。

総括(1、2月)

ここからは直近2ヶ月の総括をしていきたいと思います。

12月の日体(5000m、15’53)が終わってからだいぶ練習量が安定しない日々でしたが、年明けからハーフに向けて練習内容を変えていきました。

基本的に平日のジョグは15~17㎞、週末のポイント練の翌日は最低20㎞ジョグ若しくはロングランを組み込むように意識しました。

ポイント練の内容としては、

  • CV系(400×5×2、1200×4、3000×2等)

  • Vo2max+LT付近(1200+4000~5000、1200×3+3000等)

設定はCV系=3’13~15、Vo2max=2’55~57、LTに関しては3’30から初めて徐々に3’20でこなせるように意識しました。

これらが大部分を占めています。中には赤羽10㎞チャレンジや2月のOTTのようにレースを利用して練習した時もありましたが、基本的にこの系統が多かったです。


1月の練習状況
2月の練習状況

1、2月は特に狙っていたレースがなかったので、社会人になってから初めて300㎞を超えていました。走行距離を意識して練習しているわけではないですが、徐々に練習量を増やせているという点では評価できると思います。

ただ、これが当日の過信に繋がってしまったと振り返ってみて痛感します。

最大の失敗

これまでの過程を見て、マラソンに重きを置いて練習している人からすれば「少ないな」と感じると思います。確かにそうですが、個人的にそれ以上に失敗だと感じていることがあります。

それは「ポイント練の目的と量」です。

写真は3/2の練習結果のツイートです。
この時は1200+4000(r=400jog)、
3’31(2’55-’36)-13’11(3’18-17-18-18)と設定通りに消化しています。
その他の日もこんな感じです。

自分が意識したい部分は上手く体現できていたのですが、それは「5000~10000mのレース」の場合であって、ハーフに関しては少し観点がずれていたのではないか、ということです。
(10000については微妙なところではありますが)

実際、2月のOTTで5000×2(r=10’弱)の2本目が12月の日体と殆ど変わらないタイム(15’59)でこなしていることを踏まえると「確かにな」と。ただその時点では気づいていませんでした。

10000mまで対応できるか微妙ですが、5000mまでの練習としてはかなり良い流れで来れています。しかし、後半で脚を残しつつ走らなければならないハーフやフルマラソンにおいては練習目的としても、量としても別の方向にいってしまったと痛感しています。

そもそも2ヶ月の突貫工事で何とかなる距離ではないし、何なら自分が照準を合わせているレースと練習が中々嚙み合っていない状況でハーフを走ったのが今回における最大の失敗だと考えています。

マラソンに向けて

※一部加筆、修正

今回のハーフに関してはこれ以上書くことはないですが、一つだけ良かったと思えるのは、これがフルマラソンを走る前であったことです。

社会人になったら防府や別府大分、大阪マラソンに出て何か自分の誇りに思えるような結果を残したい、そう思っています。
その最初のレースを10月の終わりにある水戸にしているところです。

勿論今の練習量では確実にくたばると思います。大学時代に一回だけ40㎞走(Ave:3’40位)をやりましたが、それ以降30㎞走すらしなくなったので本当に学生時代の貯金がなくなっていると感じています。

しかしマラソンに向けた練習をどうするか、あまり良い具合に思いつかないところで、この前よ東京マラソンを走っていた牛山さんの記事を見つけました。
(勝手に引用してすみません)

元々走行距離が天と地の差程あるので全部を参考にしてというのは厳しいところではありますが、とりあえず自分の練習に落とし込めるなら、

  • 30〜35km(3’50~55)
    (85〜87%RPで考えたら3’55~4’00が妥当かも)

  • 12〜16km(3’25〜28)

やってみないと分からないですが、この辺りならトラックレースの時期でも定期的に組み込めそうかなと思います。
勿論それ以外のジョグも17、8kmはゆっくりでもいいから普段から取り組んでいくことも念頭に置いていかないといけない。そう考えています。

要項次第ではあるけど、一応次の防府と別府大分は今のハーフのPBを使って出ることはできるし、10月の水戸の結果なら別府大分は間に合う。
なので10月の水戸は今後のエリート枠での出場権の有効期限(2時間半切り)を延ばすためにとても重要なレースになるわけです。

5000や10000のタイムを縮めることも同時並行で進めていかないといけない状況にこれからはなりますが、そこは折り合いをつけながら練習は記録会に出ていきたいと思います。

今回の結果は「典型的な失敗例」と解釈してもいいくらいだと感じています。勿論この失敗を活かさないといけませんが、誰かの競技に対する考えの一助になれば幸いです。


本題については以上となりますが、タイミング的に丁度いいので、これから先の話を少し書きたいと思います。


これからの話

今月で競技を再開してから1年が経ちます。
再開し始めの頃は「月200km走れればな」くらいしか考えていませんでしたが、この1年で相当心変わりしたなと我ながら思います。

最初の半年は1500に向けた練習しかやっておらず、10月の日体で棄権したり今回のハーフで撃沈したりと散々な目に合いましたが、それがいい意味で自分の考えを変えてくれたと思います。

今は練習場所まで往復1000円若しくはそれ以上の金額をかけて行っているので予算管理は結構シビアな状況です。学生の頃はそれこそ徒歩圏内でトラックがあったので「本当に贅沢な環境にいたんだな」と感じることもあります。
ただ、これも自分が強くなるための自己投資だと思っているので嫌だなとは全く思わないわけですが。

実は2月の終わりに新車を購入しました。(何の車かはご想像にお任せします)
今までかかっていた交通費は勿論のこと、中々行けなかった彩湖にも簡単に行けるようになるので、これからはより一層競技に取り組める環境を手にすることができると思います。

個人的に遠出できる時には山中湖や諏訪湖の方に出向きロングランしてから温泉や聖地巡礼したり、それ以外で日帰りでマラソン練習をしたいなと考えています。
勿論大泉や舎人、朝霞、和田堀(行ったことないけど)にも簡単に行けるようになるので、多くの方と練習し、一つでも多く吸収していきたいと思っています。

一応納車までは後1ヶ月半くらいの予定ではいます。多少前後はするかもしれませんが笑
何がともあれ生活に著しい進展があったことには心底よかったと思いますし、競技以外のプライベートも充実することは間違いないと思います。
ひとまず今日明日は完休でリフレッシュして、4月のレースに向けて練習に励みたいと思います。

長くなりましたが、ご精読ありがとうございました。

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