治安悪化の背景と危険に対処すべき護身術について
北九州中学生殺傷事件、地下鉄三宮駅での刺傷事件、千葉県柏市路上の殺傷事件と物騒な事件が続いています。
私はこういったニュースを知った時に、まず犯行者の年齢に目が行きます。
この記事を書いている時点では、北九州中学生殺傷事件は犯行者は40歳くらい、地下鉄三宮刺傷事件の犯行者は49歳女性。
そして40代と聞くと、どうしてもこのように反応してしまいます。
もしかしたら、行き詰った氷河期世代が無敵の人化してしまったのでないかと…
もちろん安易な憶測で、こういったことを書くべきではないですし、一連の事件と氷河期世代の問題との相関関係は、まったくないのかもしれません。
ただ、こういった事件は今後増えていくと思います。
低賃金で使い潰され、行き場をなくした氷河期世代、その代わりに流入してくる移民労働者。
いや、そもそもこれだけ貧困化が進めば、世代に関係なく行き詰まり、生きづらさを抱えている人は100万人を優に超えるでしょう。
当然、治安は悪化の一途をたどります。
自分の身は自分で守らなければなりません。
もはや対岸の火事ではなく、明日は我が身と危機意識を持たなければならない段階だと、私は認識しています。
そこで今日は、私が日々実践している護身術について、少しだけ触れたいと思います。
最強の護身術とは、
兎にも角にも、逃げることです!!
その為に、常日頃から危険へのアンテナを張る必要があります。
遠くからでも悲鳴が聞こえたら、私なら全速力でその場から離脱します。
それでもまだ反応が遅いくらいです。
電車内で座っていて、他の車両から大量に人が移動しているのを見かけたら、私も席を立ち、速やかにその場から離れます。
たとえば、電車のドアをガンガン蹴ってる人がいたら、同じ車両に乗っている人たちは別の車両に移動しようとしますよね。他の車両から大量に人が移動してくるってことは、そのような危険人物がいる可能性が高いと、私なら判断します。
私くらいの年代なら、「会社員なら革靴が当然だ」と言う人も多いかもしれませんが、可能ならばスニーカーの方が望ましいです。
何の為にって、そりゃいざという時に危険から逃げる為です。
師範、師範代レベルならともかく、空手をやっていたとか、護身術を学んでいるというレベルなら、逃げた方がはるかに生存率は高くなるでしょう。
「今から護身術を学ぶ」くらいなら、防犯グッズにお金をかけた方がいいです。
あと、これは護身術でなく、防犯の観点からの話ですが、
財布には必要最低限のものしか入れない。ペーパードライバーなら免許なんて所持する必要はないですし、クレジットカードも多くても2枚くらいに絞りたいところです。
なんなら全部スマホで決済が望ましいですが、
大規模なシステムエラーがあった場合に備え、必要最低限の現金も所持した方がいいでしょう。
今もこんな古臭い価値観が横行しているのかは知りませんが、
私の世代だと、「男なら長財布」みたいな価値観がありました。
別に財布の種類についてはなんでもいいですけど、長財布をパンツの後ろポケットに突っ込んでいるのは、さすがに危機意識が薄すぎです。
あんなの、ひったくってくれって言っているようなもんです。
手帳型のスマホケースや、マネークリップ、カードクリップなどを活用し、必要最低限のものしか所持しない、これは今すぐ実践した方がいいと、個人的には思います。当然私は実践しています。
護身術で最も重要なことは、危機意識を持つことだと思います。
今日書いた記事は、かつての日本なら、「気にし過ぎ」と鼻で笑われても仕方のないことでしょうけど、もはや現状そういう段階ではないと認識するのが、明日のあなたを守ってくれるはずです。