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ワクワクする時間で予定表はいっぱい、その経験がすべて未来に繋がる

シリーズ第6弾は、佐藤由香利さん(第2期)です。
企業の情報システム部門で働きながら、オーケストラ、スキー、ジョギング、地域活動と幅広く活動され、多忙な毎日を送られています。
また、ミセスユニバースジャパン2023のファイナリストでもあります。
今回は、セカンドキャリアで活動されている『ウエルネスコーチ』についてお話を伺いました。

■これまでの歩みとウエルネスコーチとの出会い

マチュアの会(以下―):
ウエルネスコーチとはどんな仕事か教えていただけますか?
 佐藤さん:
 それぞれの方が望む健康状態になるための生活習慣を提案して、夢が叶うまで一緒に寄り添っていく仕事です。アドバイザーではなくて、コーチ。
アドバイスをするだけではなくてずっと寄り添って見届けることを大切にしています。
 
― ウエルネスコーチと出会ったきっかけを教えてください。
 佐藤さん:
 入社してから、結婚、出産、育児と目まぐるしく環境がかわり、職場のストレスも多く体重は右肩上がり。体重が増えると病気にもなるし、体調も悪くなりました。単身赴任による2拠点生活も何とかこなしましたが、気合で頑張りすぎたら、とうとう体が悲鳴を上げました。
入院、緊急手術、体調不調が重なり、休職した時期もありました。
このままでは別の病気になってしまうと、パーソナルジムの体験に出かけ、体組成を測定して出た結果に唖然としました。
このころ、母が闘病生活を送っていましたので、この状態では私の方が先に死んでしまうと本気でダイエットを決意しました。
これ以上大きくなったらいけないと補正下着を買いましたが、下着では痩せません。
運動によるダイエットはしんどかったですが、適切なアドバイスをもらうとだんだんできることが多くなり楽しみに変わってきました。
そして一人でできない事も、プロの正しい指導があれば結果はついてくることを実感しました。
ただ、一念発起して極端な低糖質の食事と運動で急激に痩せたので、周囲からびっくりされたり病気ではないかと心配されたりしました。
痩せたいだけが目標の場合、ダイエットをやめると体重が戻ってしまうことや栄養バランスのよい食事をすることの大切さなどを再認識しました。
 
そんな時に、ウエルネスコーチから声をかけられチラシをもらい、
「一緒にウエルネスコーチやりませんか?」とお誘いいただきました。
その時は立ち話で終わったのですが、このチラシをもらっていなかったら、今の私は存在しません。

測定会を行なう佐藤さん

■次のステージに向けたアクション

―ウエルネスコーチになろうと思ったきっかけは何ですか?

佐藤さん:
セカンドキャリア研修の中で、ありたい将来像を描く時間に
受講生同士の会話の中で、『佐藤さんは食事や栄養に関してよくご存じですよね』とかダイエット体験に興味を持ってもらってことで、改めて自分が健康オタクだと気づきました。
そして、『ウエルネスコーチやりませんか』とチラシをもらったことを思い出して、自らのセカンドキャリアとして意識しワクワクし始めました。
セカンドキャリア研修が終わった後に、何の知識も資格を持たずに紹介していただいたウエルネスコーチを再訪するのも嫌だなと思って、健康管理士一般指導員、健康管理能力検定、食育アドバイザー、上級食育アドバイザーなど必要な資格を取得して、自分から連絡を試みました。

―自分で立ち上げようと思わなかったのですか?
佐藤さん:
自分で立ち上げて一からやるより、一緒にやりましょうと言ってくれるメンバーがいるのであれば一緒に活動した方がいいと考えました。
  
―ウエルネスコーチについて現在の活動を教えてください。
佐藤さん:
現在はまだぼちぼちやっている状況です。
公民館などで土日を中心に測定会を行なっています。体組成計があれば、いつでもどこでもできます。詳しい体組成(筋肉や脂肪の比率など)を測定し、その方がどうなりたいかを聞いてアドバイスを行ないます。
その後、希望する人には健康に関する知識習得の勉強会を行っています。
合間に世間話やいろいろな相談にものります。
人はいくつになっても変われるし、年齢に応じてケアの仕方も変わる。
 健康に関する情報も時代とともに変化するし、情報が溢れて過ぎている時代だからこそ寄り添い続けることが大切です。
ウエルネスコーチとして活動するために、まず自分でトライしてみる。
経験のないことは仲間にサポートを求める。その体験・経験を伝えることで
説得力のある提案ができると思っています。

手作りの資料をさっと取り出しわかりやすく楽しくお話

ーこれまでで一番うれしかったことを教えてください。
佐藤さん:
 コーチとして寄り添った方がダイエットチャレンジで思った通りの効果が出たことです。自分が提案したことを実践してもらって、人の願いや希望を叶えることに寄り添えるってやはりうれしいことですね。

■これからの夢・目標について

  ―ウエルネスコーチとしての目標はありますか?
佐藤さん:
それぞれの家庭の中にウエルネスコーチを作っていくことです。
家庭の中で、みんなの胃袋を預かる人、ほとんどは女性ですよね。女性は、家族のことを優先して自分のことはつい後回しにしがち。
そうではなくて、その立場の人が正しい知識を持ち元気になることで、家族の健康が保てる、そんな循環をつくっていきたいと思っています。

―佐藤さんのこれからの計画や夢を教えてください。
佐藤さん:
『ウエルネスコーチを続けるためにまず自分自身を維持し続けること』が
私のモチベーションです。
会社もオーケストラもスキーも地域活動も、私の活動すべてがウエルネスコーチの仕事に繋がっています。そして、そこで生まれた人脈・人との繋がりの輪がどんどん広がるため、私の予定は常にいっぱいです。
ワクワクする予定ばかりなので、楽しくて無駄な時間は全くありません。
 定年退職して契約社員になったら、徐々に会社の仕事のウエイトを減らして
ウエルネスコーチとしての活動を増やしていきたいと思っています。
 
ー最後に、マチュアの会のメンバーへのメッセージをお願いします。
佐藤さん:
私のInstagramには、演奏会の予定や体組成測定会の予定が掲載されています。健康に関して相談したい方はぜひ私に会いに来てくださいね。
健康に自信のある方は、自信のない方をご紹介ください。
リアルでもネット環境でもどちらでも対応しております。

佐藤さんの情報発信サイト
https://www.instagram.com/yukari_camellia2023/
https://bellissima.style/mrs-universe-japan-yukarisato/
https://career-research.mynavi.jp/column/20211214_20174/

どんな時でもウエルネスコーチ


インタビューを終えて:
佐藤さんの手帳は予定がいっぱい。活動時間も活動範囲もとても広くて、いつ休んでおられるのだろうと思います。でも、常に元気でパワフル、そしてとても楽しそうなのです。
まさにこれからのセカンドキャリアでの理想の姿を自ら体現されています。
会社生活のストレスや入院・手術の経験にも、挫けず前向きにとらえて努力を惜しまなかった佐藤さん。一つ一つの言葉には包み込むような温かみと重みを感じました。
これからますます活動の幅が広がって、どんなまた興味深い話が聞けるのか、今からとても楽しみです。
(2023年9月17日)
インタビューは、マチュアの会情報発信プロジェクトの柏原恭子(6期生)・井上佳子(8期生)が実施しました。

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