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【教育・こども】マイクラで学ぶプログラミング

「ゲームをしながら、勉強する」この言葉に違和感を覚える人もいるでしょう。
遊びながら勉強が出来るとは、まさに一石二鳥。
そんな都合の良い話があるのか?実はあるんです。
それは、プログラミング。現在では、小学校の授業で本格的に見直され、組み込まれた科目の一つとなっているのです。今回は『Minecraft(マインクラフト)』を通して学べるプログラミングについて、お話ししようと思います。

●小学校で学ぶプログラミングとは

Minecraft キャラクター
Minecraft

ここ最近、耳にする「プログラミング」は、なんだか難しそう。
そう思われる方も多いのではないでしょうか?
ですが、小学校で行うプログラミングは、複雑な言語を用いた専門的なことを勉強するわけではありません。

では、一体何を学ぶの?
それは「プログラミング的思考」と呼ばれる、物事の順序を自分なりに組み立てる設計図を作る力を育むことを指しています。
ある種の脳のひらめきを開花しやすくする勉強なのです!!
これを学ぶことで、自然に頭の中に思い描くことが容易になり、プログラミングの基礎となる思想を鍛えることができるようになります。
その他、プログラミングでは意味を読み解く力、創造していく力が必要になってくるのです。

●『Minecraft(マインクラフト)』とは

Minecraft
Minecraft

『Minecraft(マインクラフト)』は、通称「マイクラ」と呼ばれています。パソコン版にて2011年にリリースされてからは、様々なハードで発売され、日本のみならず世界中でファンを増やしているゲームです。
その特徴は「何をしてもいい」「プレイヤーの思うままに遊ぶ」など、非常に自由度が高いものとなっています。
例えば敵と戦ってみたり、ブロックを好きに配置して建物を作ってみたり、冒険しようと旅に出たり、採取した材料で色々なアイテムや装飾品などを作ることができるのです。

マインクラフト=自分で作成する意味が込められていいます。
ここまでで、マイクラがどんなゲームなのかイメージが掴めたのではないでしょうか?

●マイクラとプログラミング

Minecraft 世界
Minecraft 世界

マイクラのゲームを遊んでいく中で、主に何のプログラミングの基礎が培えるようになるのか?それをご紹介していきましょう。

自分で一から作っていく
マイクラではゲームの中にある、あらゆるものを使用して、たくさんの物を作ることができます。自分の家(拠点)、武器、道具などを周りの物を採取して作成していくのです。
例えばベッドを作るとしましょう。
その材料として「羊の毛」と「木材」が必要になってきます。
これらを手に入れるために、羊を倒したり木を切ったりして材料を集め、レシピ通りに合成すると完成するのです。
この部分は、プログラミングで言うところの設計図に値します。
作成した物でさらに、より良い物を作り活用させる、発想の転換に結びついていくのです。

サンドボックスゲーム
マイクラは「サンドボックスゲーム」と呼ばれる形式のゲームです。
サンドボックスゲームとは、枠にとらわれない自由なゲームのことを指し、特に道筋が決まっているわけではありません。
なので、自分でその道を考え導きだす、いわばプログラミングで必要な創造力を育むことができるのです。

デジタル回路を学べる
マイクラでは、まさにプログラミングの基礎と呼べる「デジタル回路」を学ぶことができます。
デジタル回路とは、アナログ回路に対比となるデジタルで表現される電気信号のことです。その難しそうな回路をいとも簡単にゲームを通して学ぶことができます。
それはレッドストーン回路と呼ばれる物で、その動力を使い、自動で装置を動かす仕組みを作ることができるのです。簡単に言えば、うまく起動するように設定して、スイッチをONするだけ!!この回路自体は実際の世界の「電気回路」に似ているそうで、この仕組みを理解していると非常にプログラミングもスムーズに行えるのだとか。

●おわりに

プログラミング
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いかがでしたでしょうか?マイクラを通してプログラミングを学ぶそのことの意味を、この記事を通して何か感じたものがあったのではないでしょうか。
遊びと勉強、実は交わりそうもないこの二つを融合することで、簡単に理解し、楽しく学ぶことができるのです。
ゲーム=遊びと感じている人にこそ、一度その世界に入ってみて、視野を広げてみてはどうでしょうか?

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