"自分の意見"を伝えるために必要な3つの視点②〜相手のアウトプットを受け入れすぎない〜

前回は『会話の次元』について書かせていただきました。

今回は『相手のアウトプットを受け入れすぎない』ということ。

この『受け入れる』には2つの解釈があると思っていて、

1つはシンプルに相手の話を聞くと言うことです。
相手の話を聞くことはもちろん大切です。
でも、相手が100%正しいことを言っているとは限りません。それは相手がめちゃくちゃ偉い人だったとしてもです。

もうひとつは共感する。という事です。
要は、
相手のアウトプットを受け入れすぎないという事は、
相手の話を聞きすぎない、共感しすぎないという事。です。

でも、
小さいときから、
相手の話を聞きなさい、と、

相手が口を酸っぱくして、
耳にタコができるくらい、
言われてきた人も居るかもしれません。

なので、もしかしたらこの理論には違和感を感じるかもしれません。
相手の話を受け入れすぎないほうがイイってどーゆうこと?って。

しかもこれが、コミュニケーションに重要なことって・・・。

それをこれから書いていきたいと思います。

【相手の話を聞く】とは

聞くというのは、
今回はあえて辞書は引きませんが、
どこから出発するかによって違いますが・・・

例えば出発が相手を想定した時、

相手がこれを言いたいと、相手の脳みそが思ってから、
相手の脳みそが伝えるためのワードチョイスをして、
その口の動きを脳の一次運動野が命令することで口が動き、
同時に声帯を協調させて動かすことで口の動きと声がマッチして発声ができます。

相手の声が自分の耳に入ってくることで、
今度は自分の脳みそがそれを相手の声だと認識して、
その言葉に認識に入ります。
そのためには周りの雑音と目の前の人の声の振り分けが必要で、
しかもその中から自分にとって重要な言葉を抽出して認識に入ります。
今回はそこは飛ばして・・・

って説明長い?汗

要は相手の声から言葉とその意味を認識することが、
相手の話を聞くという事だと解釈しています。

【相手の話を聞きすぎない】とは

ここで、相手の話を聞きすぎないというのは、
認識のレベルの話をしています。

周りから入ってくる雑音や、相手の声というのは、
防ぎようがありませんが、認識するかしないかの振り分けのレベルでは意識的に調整することは実は可能です。
この話は自分にとって重要か、重要でないか。という事です。
ここでは自分自身のキャパシティと相談するとよいでしょう。

また、重要だと思っているということを相手にアピールしつつ、
実は重要でないと判断して「重要でない」カテゴリーに振り分けているという状態を作り出すことも、テクニックの一つだと思っています。

でも、これは結構重要だと思っていて、

自分の能力というのは自分が思っているよりも意外と狭い分野のことしか処理ができないというか、
目の前に存在している情報のほんの一部に対してしか処理ができないと思っているので、
その中から”いま”処理すべき問題に対していち早くフォーカスするためには、
こういった振り分け作業、すなわち【相手の話を聞きすぎない】という事が重要なんじゃないかと思っています。

今回は『"自分の意見"を伝えるために必要な3つの視点②〜相手のアウトプットを受け入れすぎない〜』について書かせていただきました(^^)/

また、あしたね(^_-)-☆


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