なぜ"それ"を知りたいのか~実は情報の正確性はそれほど求められていないと思うわけ~
今日も1日お疲れ様でした😊
今日のテーマは『流れてくる情報の純度』です。
コロナであらゆるものが自粛され、情報というものの価値がここ2、3年の間に爆上がりしたと思っていて・・・
どのように情報を選ぶのか
そこでわかってきたのが、
誰が何を言うのか、
どこが情報源か、
刺激的か否か、
と言う情報そのもの以外の要素が目の前の情報を自分が摂取することに関してどれほどの影響を与えているのかと言うことです。
当たり前ですが、情報は一次情報の方が純度が高くて正確であることの方が多いです。
一次情報というのは、直接体験された方の話であったり、自分が行った実験や調査によって得られた情報です。
これらに関しては、捏造さえしなければ最も正確なものだと思うんですね。
二次情報は、一次情報を持つ第三者から得たものなので、一次情報に比べて正確では無い可能性が高いんです。
要は伝言ゲームで、答えを知っている一人目が一次情報の持ち主だとしたら、二人目、三人目と、一人目から離れていくに従って情報の純度や正確性は落ちていきますよね。
でも、ワイドショーや、ネットニュース、あるいは雑誌ってよく二次情報を見てると思うんですよ。
実は情報の正確性は求めていない
一つの仮説としては、
多くの人は、実は情報の正確性はそれほど求めていないのでは無いかということです。
では、何を求めているのかということになるんですが、
それは、心地の良さだと思っています。
心地が良いと思うポイントは人それぞれ違うので具体的な共通点はないと思っていますが、いくつか共通する要素はあると思っていて、
一つは、伝える人の声、抑揚、間など、”伝える人”の要素、
もう一つは、”情報自体”の心地の良さです。
自分を安心させてくれるものということです。
知りたいことを具現化してほしいという願望
情報を得たい時というのは、
その情報を知ってどうなりたいか,、あるいはどうしたいかというイメージが自分の中にあって、その通りのストーリーを描いている情報を無意識のうちに選択しているんじゃ無いかと思っています。
この世に溢れる情報を、全て均等に見ているのではなく、自分が欲しい情報がより目に移りやすい、耳に入りやすいという、いわゆるバイアスというものです。
例えば、新型コロナ感染症の感染者が増えている。
あるいはインフルエンザの感染者が増えている。
そんな情報を得たときに、なぜ増えているのかという思考になり、そのための原因に迫る情報を欲するのは自然の流れです。
中国の春節で世界中の移動が増えたから?
ウイルスの変異スピードが上がったから?
変異により感染力が増したから?
マスクを外す人が増えたから?
飲食店の閉店時間が延びたから?
検査の件数が増えたから?
カウントの申告の影響?
・・・・・・・・・・?
・・・・・・・・・・?
本来一つの事象には、何百もの要因が影響していて、コレ‼︎という要因が1つである可能性は限りなく低いことは想像に難くありませんよね。
ある情報を知りたいとき、その原因を明らかにする情報に自分が出会い、コレだ‼と脳みそが反応したとしても、一度立ち止まって、他に可能性は無いだろうかと別の可能性を探り始めたとき、世界が少し広がるんじゃないかと思っています(^^)
今回は『なぜ"それ"を知りたいのか~実は情報の正確性はそれほど求められていないと思うわけ~』ということで、一次情報と二次情報、そして情報を仕入れるときに考えるバイアスについて書かせていただきました。
次回も、『情報』を仕入れるときに一度意識してみたい内容で書いてみたいと思います。
また、あしたね(^^)/~~~
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