明日から通ぶれる映画ネタ「インデペンデンスデイとマーベル」について考察
サノス以上に人類を消滅させた男
「インディペンデンスデイ」や「デイアフタートゥモロー」で有名なローランド・エメリッヒ監督はマーベルが嫌い。
「マントやスーツを着た人間が空飛ぶなんて馬鹿げてる」
「マーベルやDC、スターウォーズに乗っ取られてしまった」とか恨み節発言が多い。
ヒーロー映画の敵は世界を滅ぼすヴィランが多い。アヴェンジャーズのサノスなんて「銀河の生命体を半分消す」とか言いだす。
「宇宙人が攻めてきて地球がやばい」とか「気候変動で地球が凍る」にヴィランが取って代わったので乗っ取られたと言ってるんだろう。
でもそれ以外にも嫌いな理由をがありそうだ。
今日はそんなことを考えてみた。
一騎当千なんて馬鹿げてる
エメリッヒは災害映画と歴史映画ばっかり撮ってる。
共通点は抗えない何かで人が死ぬってところ。
マントとスーツで空を飛ぶなんて馬鹿げてるって言うけど紀元前一万年前の人類とか宇宙人が攻めてくるとかも大概馬鹿げてる。
きっと彼には「一人の人間が世界を救う」のが気に入らないんだろう。
彼の映画の多くが人類が壊滅的な被害を受ける。
何とか生き延びたってオチが多い。
バッドエンドではないけどハッピーなわけでもない。
アメリカの独立戦争を描いた「パトリオット」でもやたら死ぬ。
レビューで「戦争の悲惨さ」って言葉が連発されてるのは間違いない。
戦争とか災害とか個人の力でどうしようもないものに人類全体で挑む。
だからヒーロー映画が嫌いなんだと勝手に思ってるってお話でした。
僕の偏見
映画好きな奴は人間嫌いが多い気がしてる、僕がそうだからだけど。
そんな人にはエメリッヒの映画は刺さる。
みんななすすべもなく死んでいく。
そのくせちょっと温かくなる終わり方をする。