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日本経済大転換・円安が襲う止まらない物価上昇!

物価上昇の話をする時には、
円ドルの為替レートも考慮が必要です。
為替レートは、コロナが明けてから
急激に円安に傾いています。
その理由は、何故なのか?
非常に簡単ですので、
皆さんも知っておくと良いですよ。

こんにちは、松幸です。
ブログを見て下さり、ありがとうございます!
日々の中で気付いたことを発信しています。

本日は、日本経済大転換・円安が襲う止まらない物価上昇!
 についてです。

急激な円安に転換されてから2年経過

本日の為替相場を見ると、
1ドル=151.36円となっています。。。
150円を超えてきましたね。

この急激な円安はいつから始まったかと言うと
2022年2月~3月にかけて動きが始まりました。

出典:三菱UFJ銀行 外国為替相場チャート表

その頃は何があったかと言うと、
アメリカFRBの利上げがちょうど開始されました。
この時の利上げは、加熱するアメリカ国内の
インフレを抑える動きとしての目的でした。

【アメリカ・FRB政策金利】
 2022年2月 0.25%
 2022年3月 0.50%(+0.25)
 2022年5月 1.00%(+0.50)
この後も、何度も金利を上げていて、
現在の政策金利は、5.50%にまで上昇しています

出典:MINKABU アメリカ・FRB政策金利(FOMC)の推移とチャート

アメリカ政策金利と為替の関係

アメリカの政策金利が現在5.5%です。
そして日本はと言うと、先日ゼロ金利政策の
解除を日本銀行総裁が打ち出しましたが、
それでも政策金利は0.3%です。

これは何を意味しているかと言うと、
日本でお金を借りて、アメリカで運用すれば
5%前後の資産運用が出来るという事です。

という事になりますので、
皆さん日本円を借りてUSDを購入しています。
つまり、円が売られてドルにしているのです。

この様な運用を多くの資産家がやっているので
円安が止まらなくなってきているのです!!
簡単な話ですよね。

USDは量的引き締めも実施

また、FRBは量的引き締めも実施しています。
それは何かというと、市場に出回っている
お金の総量を減らすことを意味します。

具体的には、1000枚あった100ドル札を
900枚に100枚減らすことを意味していて、
この政策も、過剰なインフレを抑える
役割を持ちます。
簡単に言うと、銀行からお金を借りにくくなる
という事になる訳ですね。

逆に日本円は、その量的引き締めをまだ
やっていません。するとどうなるかと言うと、
日本円の価値が、USDと比較して低くなるのです。

日本円は沢山あるが、USDはそれほどない
状態になっている訳です。
そうなると、日本円の価値が低下するわけですから
円ドルの為替レートが円安に振れるのです。
原理としては非常に簡単です。
ただ、この円安を元に戻すには、
円の量的緩和を止めて、金利を引き上げる
あら治療が必要なので、ナカナカ
実現する事は難しそうです。。。

という事は、これからの日本のインフレは
ナカナカ止めることが難しいという事です。
止める方法は、金利を引き上げるコトですが、
そうすると、大量に発行している国債の償還時に
支払う金利が非常に高くなり、
国家予算が追い付かなくなる可能性があります。
非常に微妙なかじ取りが必要となりますね。

それなら、そのまま放置して、
インフレがそのまま続く事を見ておく
と言う政策が取られて行くのではないか
と個人的には予測しています。
よって、インフレは、ナカナカ治まらないでしょう。


大丈夫!
みんな、あなたのことを応援しています!
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このブログが皆さんにとっての気付きになり、
行動に向けた原動力と豊かな生活に向けて
少しでも貢献できると嬉しいです。

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