【kintoneで業務改革】 在庫の見える化へ挑戦しよう!(その2)
20年来使ってきた基幹システムであるプロネスは、寿命が近づきつつあります。これに代わってキントーンによって、この数年にわたって、基幹システムを構築してきました。
キントーンの良いところは、専用ソフトに比べて自由度が低いことです。自由度が低いということは、デメリットでもありますが、メリットでもあります。
今やっている業務に合わせて、専用ソフトを選んだり、カスタマイズすると、莫大なコストがかかります。なぜなら、今やっている業務には、さまざまなムダがあるからです。
しかし、限られたた機能しかないキントーンの機能に業務を合わせることで、自然と業務内容をシンプルにすることができます。
昨年度は、在庫が増えてしまいました。たとえば1億円在庫が増えると、年間で200万円の金利負担が増えます。これから金利が上がるので、今後さらに負担が増える傾向にあります。
工場内に仕掛かりの製品や材料在庫があるだけで、日々、お金がかかっているのです!
製品在庫と材料在庫をキントーンによって見える化して、無駄な在庫を減らしていきたいと考えています。そのためには、材料を倉庫から出したり、移動したり、使ったら、その数量を正確に記録していく必要があります。
今、生産技術部では、すべての製品在庫、仕掛かり、材料に、QRコードをつける作業を始めています。これが完成すれば、いつでも誰でも正確に、どこにどれだけの製品や材料があるのかが、わかるようになります。
「アプリに合わせて業務を改革する」という目標に向けて、社員が一丸となって取り組み、在庫を減らしていきましょう。
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