ひろゆき氏に目をつけられてる生稲晃子さんで合気道を考える
なにやら生稲晃子という人がひろゆき氏に目をつけられているらしい。
よく知らない人だし、おニャン子クラブも世代じゃないので聞いたことしかないけど、矛盾を愛する合気道化師としてこの姿勢は評価したい。
生稲晃子とは?
とりあえずまったく知らないので生稲晃子さんのWikipediaを見てみたら面白かった。
コレは優秀に矛盾を制した例。
一番面白かったのはその次。
最終的にはおニャン子クラブに入るわけだが、この言い様は実にいい。ある意味で矛盾の申し子だ。
また、全国たばこ販売政治連盟に推薦されているけれど、自身は癌との闘病経験もあるとのこと。
彼女の周りには沢山の矛盾がある。
矛盾をどう使うか?
生稲さんがこの矛盾について意図的なのかどうなのかは知らないけれど、生きている以上は矛盾してしまうのも事実だ。
こんなツッコミどころなんて、探せばいくらでも出てくるんじゃないだろうか?
大切なのはその矛盾をどうするかだ。
「自分らしく生きれる国」と「同性婚反対」も説明の仕方によっては矛盾するし、やりようによっては矛盾しない。
矛盾なんてそんくらいのもんなのだ。
全国たばこ販売政治連盟に推薦されながら、がんから国民を守ったっていいじゃないか。要はそれをやるだけの矛盾を受け入れる度量があるかどうかだ。
我々は矛盾する
一貫性のある人生や思想なんてものはある種の幻想だと思う。
真に平等を貫けば自分の家族や子供も他人と同様に扱わなくてはいけなくなる。
人間はたぶんそういう風にはできてない。
誰しもどこかで意図するにせよしないにせよ、矛盾を抱えてしまう。
ムカつく相手や見下している相手に言った言葉が、後でブーメランとなって自分に帰ってきたりする。
重要なのはブーメランが返ってくることではない、返ってきたとしても自分の目的を達せられるかどうかなのだ。
そんなわけで矛盾することこそ人の本質だし、それをわかったうえで使う事が合気道なのだと思う。
とは言え、選挙に勝つと何かいいことがあるのかどうかは知る由もない。何に勝つために矛盾を使うかは考えないとね。