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2024大晦日 光る君へ 大河ドラマ館に行ってきた

大河ドラマは好きですか?
「鎌倉殿の13人」にハマった時、鎌倉の大河ドラマの年パスを買い、同じくハマった娘と毎月鎌倉に通っていた私。
大河ドラマ館は撮影で使った衣装や小道具が見れるだけでなく、制作の裏側や制作に関わる人たちの気持ちまで知れるのが、とってもおもしろいです。

「光る君へ」にハマった今年、2024年。年末に岐阜の義実家に行くので、そこから足を伸ばして滋賀の石山寺の大河ドラマ館へ。半日で行ってみることにしました。
岐阜から関西へ。初めて在来線で行きましたが、近いんですね。

大垣から石山寺までは2時間

朝7:30に岐阜のJR大垣駅からスタート。
JR石山駅までは米原で乗り換えて、1時間半ほどでいけます。

久しぶりの在来線の紙券

米原で、東海道本線から琵琶湖線の新快速へ。姫路行きだって。関西も広い!!

岐阜の電車から
関西の電車へ、お乗り換え

JR石山駅で降りて、京阪石山駅へ。

石山駅ついたー!
今回の旅に付き合ってくれた、義理のお姉さん😊

ケイハンて響きだけで、関西感あるよね。
ほんとにたまにしか来れないからワクワクしてしまう。

駅を出たら早速、紫式部のお出迎え
京阪石山駅。改札の勢いがよくで切符が宙を舞った🎫
ホーム
京都もすぐそこ!
なんともステキな色合いの電車🚃
車内の色合いもかわいい🤭足伸ばして撮ってみた
やっぱりかわいい
紫式部にちなんでるよね?紫の駅
まだ朝9時半〜👍

京阪石山寺駅から、川沿いを気持ちよく歩くこと15分。石山寺の山門に着きました。
大垣からは2時間で、近すぎず、遠すぎず。飽きることない道のりでした。

ここが石山寺

大晦日朝の石山寺

立派な山門です。その先に参道が伸びてます。
ほんとに山の裾。川のほとり。
ここに当時の紫式部、そして、大河ではまひろもきたのだなと思いを馳せると、ちょっとタイムスリップした感覚です。

参道も美しい

長い参道の先に、お寺さんへの入り口。
拝観券と大河ドラマ館の入館券も一緒に買います。

やっと来ました!光る君へ 大河ドラマ館

今回の大河ドラマ館。スリッパに履き替えての見学です
まひろちゃん、美しい

大晦日で、朝もまだ早いせいもあって、落ち着いてみれました。

まひろの衣装がお出迎え。終盤の紫がベースの落ち着いた衣装。きっともっと前に来ていたら、前のシーズンの衣装も見れたはず。
でも美しい。
今回の大河、色とりどりの衣装の美しさも楽しみだったので、見れて嬉しい!
わお!作中で作っていた、源氏物語の冊子。和紙って美しいですね。

まひろちゃんの衣装
撮影にも使われた冊子の小物

そして、「小鳥を犬君(いぬき)が逃がしてしまったの…」という、幼少期の道長とまひろが出会うシーンを描いた、あの扇子も。
絵がかわいらしい。完全なる手仕事、職人技。こういう小物は、作るのにいくらかかるんだろう、、と考えてしまった私です。どう思いますか?

職人技の一点

そしてもちろん、出演者のメッセージも。
道長役の柄本佑さんの「…わりと目の前のことで必死だったように思います…」という役柄の解釈。
これを読んで、今の自分の身の回りの人についても、なるほど男の子はいつの時代も一生懸命に忙しいよね、と、理解を深められた感じがしました。いつもわがまま、ごめんなさい笑。

大河ドラマ館のお楽しみ!製作者のインタビュー

実は、私の1番お楽しみは、製作者のインタビューです。
鎌倉殿のときは、時代考証の先生や作曲家のエバンコールさんの話まで聞けて面白かった。
今回は、まひろちゃんと清少納言、そして、制作統括の内田ゆきさんの話。

正確にはもちろん覚えてなくて(撮影もできないし)、書けないのだけど、今回も話は印象的だった。
人間の表と裏、誰しも裏だってあるっていうこの作品の話と、満開だけじゃなくて散る桜も美しいっていう、吉高由里子さんの話。
綺麗事だけ、褒められることだけじゃなくて、この世に起こること全てが美しいってことと、それを「表現」していくっていう、内田さんの話。

表現!!!
成功するとか失敗するとか、怖いとか、人の目とか。そういうことをさておいて。今、私がやりたいこと、できることをやる。「表現」
ここからもあとおしをもらった気がして、44歳の今年の私のテーマにしました。
みなさまも、自分の気持ちや大切なこと、思い切り表現して見てはいかがでしょう?

そして、制作統括が女性であったことも、今回の大河では大きい要素だと思いました。脚本も大石静さん。そういえば作曲も女性の方、でしたね。

「〇〇を女性が作るとどうなるのか?」

世の中、作ったり提供側にいる人はまだまだ男性が多いと思うのですが、楽しむことも作ることも、もっと女性の視点からの「表現」が増えてったらもっと違うものができていくよなぁ!って思います。

あー、今回も大河ドラマ館は面白かった!

こちらもよき!恋するもののあはれ展

こちらは、大河ドラマ館の隣にあったのですが、実は源氏物語ってどーたったっけ?って忘れてた私でも、物語のあらましを知ることができ、そういえば、源氏物語ってすっごい遊んでる話なんですよね、、。
でも、源氏物語の中の、和歌。この短さに繊細が気持ちが込められる。そして昔の人の気持ちも、わかる、、。すごいですよね。

展示の中で一番お気に入りの一首
イラストもかわいい
源氏物語とは?を改めて知る

石山寺参拝

もちろん、この後は石山寺で参拝。
くぐったら願いが叶うという岩。
階段を登った山の上に御堂。
そして、石山寺の奇岩は天然記念物だそうです。
紫式部がこもったという、部屋もみれました。

私もくぐれました。きっと願いは叶います✨
石段を登った先にお寺が広がりますが、本堂は撮影禁止でした
紫式部が籠った部屋からの景色。ここを眺めて執筆したのですね。この先に琵琶湖方向を望むのかな?でも、みえない…
奇岩だよね。天然記念物

1000年前、紫式部がいた頃は琵琶湖に映る月が見え、それに着想を得たのが源氏物語らしいですけど、今は橋もあり湖はよく見えません。川の流れも変わってるのかもしれないですね。

頼朝さんが寄進したという多宝塔
多宝塔の奥からの琵琶湖方面。月が映るところが見えたらきれいだったでしょうね

おひるごはん

石山寺を降りたところの食堂で、しじみの釜飯をいただきました😋お味噌汁もしじみ。
どちらも生姜がアクセント。普段の食事作りでも参考になりそうです。

ごはんやさん、洗心寮
炊き込みご飯。これで1650円程度。琵琶湖満喫だし、おいしいし、お値段も良心的😊

さいごに

2024年の締めくくり、今年の大河ドラマ館にいけてラッキーでした。
現地まで行ったからこそ、体感できる雰囲気と空気感て、行かないとわからないんですよね。こればかりは、どうしても。画面ではどうしてもわかりきらない、リアルな体験ができました。
一度行ってみるって、とてもよいです。

これからもいろんなところに出かけて、体感を積み重ねていきます。

そして、「表現」も。私は時間かかるし拙いけども、どんどん出していきたいです。
そんなことを感じた2024年の年末でした。

おまけに とても勇気づけられる大石静さんの対談を

大石静さんと文春編集長の対談がとてもおもしろかったので、リンクしておきます。
もはや、現代人へのエール!
大石さんはもう70代なんだとか。でも元気!やりきってる人の話はおもしろいし、大石さんがまひろなのかもしれないですね。

そして文春のみかたもちょっと変わるかも!?文春がスキャンダルを出すのは人間の「裏の顔を切り取ってる」らしいです。(でも、それって読者のせいにしすぎじゃないか?文春は卑怯だと、夫などは言ってましたが😅)

今回の地図

大垣駅から石山寺までの全体
京阪石山駅から石山寺まで

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