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タンパク質の重要性
こんにちは。
西新の歯医者 松尾です。
今日はタンパク質がいかに大切かの話です。
*以前のブログ
で書いた内容の第2弾になります。
おさらいですがタンパク質とは
皮ふ、血管、筋肉、心臓、髪の毛、消化液などを作り、骨のサポートなど大活躍な素材です。
ほぼ全身に必要ですね。
建物でいえば、木材、コンクリート、鉄筋など家の基礎や骨格となる部分なのです。
ビタミンやオーガニックなどの健康食品は、優秀な大工に相当します。いくら大工が優秀であっても、材料がなければ家は建てられません。
そこで上の絵をご覧ください。
生き物はエネルギーなしには生きてゆけません。食事をするのもエネルギーを得て生きるためなのです。
「糖質だけ食ってりゃいーじゃん」
と思ったアナタ、ちょっとお待ちください。
特に重要なのが矢印➡の方向なのです。
糖質⇄脂肪が表す意味は、糖質は脂肪になることができますし脂肪は糖質になることもできます。
しかし、よく見てください。
糖質や脂肪からタンパク質へ向かう矢印はありませんよね?糖質と脂肪からはタンパク質を作り出すことはできないのです。
しかし、タンパク質は糖質にも脂肪にもなることができる万能な素材です。極端ですがタンパク質だけとっていれば死ぬことはありません。
哺乳類にはホメオスタシス(恒常性=常に一定に保つ)という
素晴らしい調整能力が備わっています。たとえば今、体内で糖質や脂肪が足りないな、となれば原材料であるタンパク質さえあれば身体が勝手にタンパク質から糖質や脂肪へ変換し、必要な場所へと供給してくれるのです。
タンパク質不足はいずれ全身の筋肉を切り崩し、糖質へ変換して生命維持のため脳などへ補てんしていき、やがて筋肉は尽き果てなくなっていきます。
筋肉がなくなる→体温さがる→血のめぐり悪化→病気になる(´・ω・`)
のスパイラルに突入します。
ですので是非多くのタンパク質を摂って頂きたいのです。肉や魚だけで必要量とるのはかなり厳しいですのでプロテインが現実的かと思います。
わたしの周りでプロテインを半年以上取り続けて病気が回復したケースをご紹介します。
ケース①わたしの母親(71歳)
加齢により目の視野が狭くなっていたのですが日常生活に支障がなかったため、久しぶりに眼科へ行っていつもの検査を受けたそうです。
驚いたことに視野の狭さがかなり回復していたそうです。眼科医も不思議がっていたそうです。
「まさかタンパク質で目までよくなるなんて信じられない!」
と本人も驚いていました。目も多くは皮膚でできているので、原材料であるタンパク質が不足すれば何かしらの病気になっても不思議なことではありません。
ついでに長年薄かったまゆ毛まで生えてきたそうです(笑)
ケース②患者Aさんの息子さん(高校1年生)
約半年前からプロテインを摂りはじめて、最近になり性格はポジティブになり、学業成績も上がったとの事でした。
母親であるAさんが「以前はもっとネガティブだったのに不思議です」と仰っていました。
タンパク質は肉体だけではなく、精神にも影響があると言えます。もともと心身一体という言葉もありますし、わたしのお師匠も執筆の中で
「タンパク質と鉄不足が鬱を作る」
と言っています。
ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが
MAN vs WILD(サバイバルゲーム)というディスカバリーチャンネルの番組があります。
主人公のクマさんこと、ベア・グリルスはイギリス軍特殊部隊SASでの経験を活かしたサバイバル術を紹介します。
以下 ニコニコ大百科から引用
サバイバルにおいて食事、特にタンパク質摂取は生きることにつながる。もちろん食事は現地調達。魚やネズミ、タランチュラ、ヘビ、昆虫(幼虫含む)、サソリ…さらにはクロコダイルまでも捕食する驚異のサバイバーぶりを発揮する。
サバイバルでは肉体が極限状態に達します。したがって軍人は効率、合理性、医学、科学、省エネのための知識など、一切ムダのない生き残る術を叩き込まれます。
クマさんの名ゼリフ
「貴重なタンパク源です」からも分かるように軍隊はわれわれ一般市民よりも医学に精通していると言えますね。
「健全なる精神は健全なる肉体に宿る」by ユヴェナリス
一説によるとユヴェナリスのただの願望らしいですが(笑)でもわたしは真実を突いていると思います。実際に食事(タンパク質)で鬱や心の病気が治るのですから。
何となく体調が悪い方、医者に見放された方など1日も早くプロテインを飲み始めましょう。ご希望であれば当院でお取り寄せ致します。
↓お師匠が書かれた本になります。
是非一読することをオススメします。
お問い合わせ
福岡市西新 松尾歯科医院
092-851-0918 松尾歯科のホームページ:https://matsuoshika.jimdofree.com/