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ついつい旅先でやってしまう、なんとも女子らしい私の癖

私には、旅先でどうしてもやってしまう“癖”がある。「おいおい、いい歳こいて、いつまで女子みたいなことやってるんだよ!」とかいう野次が飛んできそうだが、そんなものはフル無視だ。

私には友人と旅行すると、つい現地でお揃いのワンピースやシャツを調達してしまうという、私らしからぬ、何とも女子らしい“癖”がある。

東南アジアのお土産屋さんにだいたいある、安くてちょっとダサめのやつだ。縫製が甘く、生地もペラペラなのは百も承知だけど、なぜか見つけたら買わずにはいられない!

ベトナムの白砂漠ムイネー
好きすぎるやろ。ムイネー。
ホイアンで買ったバナナワンピ
ホーチミンで再登場
メンズはバナナシャツ
アラブストリートで買ったワンピースで、マリーナベイサンズのプールを楽しむ。

どうしてこんなにも惹かれるのだろうか?
理由なんてない。いや、そんなものは必要ない。

ただただ楽しい。旅先でみんなで、お揃いのワンピースとかシャツ着るのってなんか楽しいじゃん?

お揃いの服を選ぶときの「買っちゃう?」という軽いノリと、互いに「だせえよ!」と言いながらも選んでいるその瞬間が、なんとも言えない楽しさに満ちている。

いつもと違う服を着て旅先を歩くことで、非日常感が増し、まるで普段の仕事での立場や責任から解放されるような感じがする。このダサくて派手なワンピースが、私にとっての日常と非日常の「切り替えスイッチ」なのかもしれない。

そして、みんなお揃いで着ると一体感が出る!その場にいる全員が一気に旅行モードに切り替わると、そりゃあ楽しいよね。全員が同じテンションでその場を全力で楽しんでいる、そんな感覚がたまらなく好きなんだと思う。こんな遊びにつきあってくれる友人たちには、感謝しかない。

アジア圏を旅行するときは、1着購入することを見越して、荷物も軽めにするようになった。大抵、手頃な価格で手に入るものばかりだし、かさばらないから、旅先でも重宝する。涼しくて快適なワンピースは、ちょうど良い。

そんなに好きなら作っちゃえば?
というわけで、昨年からインドでお洋服作りを始めた。いや、始めたとは大きな声では言えないような進捗だけど。「非日常感を味わえるような、自分を解放できる1着」みたいなものをコンセプトにしている。

出来上がったサンプルを見て、横幅だけインド人サイズじゃん、とか。勝手にアレンジが加わっていたり、素材とシルエットが合っていなかったり、自分のセンスのなさに失望しながらも、自分でもミシンを動かし、試行錯誤を繰り返し、やる気を失っては取り戻し。カメよりも遅いペースで進めている。

おしりを決めないと動けないタイプの人間なので、2024年度中にはダサくていいから何かしらの形にしたいなと思いながら進めている。と、せっかくなので、ここで宣言をしておこう。



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