オールドデジカメLUMIX DMC-FT2 in お江戸日本橋
エモい三越本店をLUMIX DMC-FT2で撮る
日本橋三越本店って行ったことありますか?このデパートというよりは百貨店と言いたくなる場所は、本当に様々なエモーショナルにあふれています。
なんせ正面入り口に越後屋呉服店の暖簾がかかっているのですからエモーショナル!江戸時代に越後屋呉服店として創業したのが始まりの三越は三井財閥、前後の三井グループの基礎となった企業の一つです。
三越の正面入り口に狛犬の様にたたずむライオン像は大正3年に現在のルネサンス様式の建物へ建て替えられた際に置かれたものだそうです。
店内に入るとセンターホールは5階ぶち抜きの吹き抜けで、そこには天女像「まごころ」が鎮座しています。
この天女像、1960年製ということで実は意外と新しいものとなりますが、しかしながら荘厳な雰囲気は時代年代関係なく迫力ある美しさを見せてくれます。
その天女像の前にはTiffannyが虎ノ門ヒルズで開催のイベント告知用に作った「バード オン ア ロック」のオブジェが飾られます。
中々に圧巻なセンターホールの天女像とバード オン ア ロックのオブジェ。どうやらTiffannyの日本第一号店はこの三越本店内に置かれたとのことで、両社のつながりの深さを感じます。
大正3年に現在のルネサンス様式に建て替えられた建物は日本橋高島屋に次いで国の重要文化財に指定されています。それだけ歴史のある建物となっています。その建物は一流の素材で作られており、特に階段を彩る大理石は天然石を切り出したもので、その証左として大理石の中に古代の海洋生物の化石を散見することが出来るのです。
デパート内は基本的には撮影禁止となる場合が多いのですが、インフォメーションの店員さんに断って撮影すれば天女像のあるセンターホールでの撮影は許可されますので、必ず声掛けをしてから撮影してください。
撮影をする場合は他のお客様のお買い物の邪魔にならないように、また他のお客様が写り込まないように注意をしながら撮影することが大事です。