EOS R7で撮った日本唯一のナイトレース
レンズキットも望遠ズームもどちらも活かせたEOS R7
5月25~26日に日本唯一のナイトランがあるレース「ENEOS スーパー耐久シリーズ2024 Empowered by BRIDGESTONE 第2戦 NAPAC 富士SUPER TEC 24時間レース」が開催されました。
ぶっちゃけ花火の写真が下手すぎます。シャッタースピード長すぎ(10秒)とかそういう話は置いておいて、花火の下をレーシングカーが走るということに関して言えば世界唯一となるレースでもあります。
昼間のレースとは違い人工光のみで写真を撮影するナイトレース。上の写真はISO12800でシャッタースピード1/160秒、絞り開放でJPEG撮って出し。
ちなみに筆者のnoteではRAW撮影した写真は載せないことにしました。仕事写真に使わない写真をnoteに掲載するので現像行程を経ていると気軽に載せられないな、という判断です。
5月8日の公式テスト走行の際にかなり当たりをつけていたのでISO12800でも粒子が気になりづらいところまで撮影のセッティングだけで追い込めました。
このnoteで激推ししているEOS R7とRF-S18-150mm F3.5-6.3 IS STMも大活躍。上の写真はRF-S18-150mm F3.5-6.3 IS STMの50mm位置で撮影し、150㎜相当までトリミングしたものですが、高感度時の粗さのおかげでトリミングしていることがわかりにくいという効果もありました。
ナイトレースは難しいと思われる方も多いと思いますが、正直な話をすると機材選びと練習量だと思います。
とりあえずISO32000以上に対応して、デュアルピクセルCMOS AFに相当するフォーカス方式のカメラであれば撮れます。Canonであれば理論上、R50より上位の機種であれば撮れることになります。
日本でナイトレースとなるのがこのレースだけなので他のレースや走行会などでの練習量増加はそんなに期待できません。公式テスト走行などでもナイトセッションを3時間ほど行うのでここは欠かさず参加して練習したいところです。公式テスト走行はレースではないので入場料がレース以外の営業日と同じ入場料となりますから練習するには格安な条件となります。
今年のこのレースにはいま話題の水素カローラも走ります。この水素カローラにはトヨタ自動車の豊田章男会長や近藤真彦さんも名を連ねており、注目度は世界レベルとなりました。そしてトヨタGRワールドラリーチームの代表がWRCスペインと同日開催であるこのレースに水素カローラのドライバーとして出場していたりしますから、本当に世界的に注目です。
24時間レースはドライバーもメカニックやスタッフも、サーキットオフィシャルや観客の方々、そしてメディアも耐久となります。疲労がマックスを通り越すと、もうなんだかテンションが上がってお祭り気分というところまで盛り上がる、そういう楽しさがあります。
このお祭りレースを筆者はEOS R7 とRF-S18-150mm F3.5-6.3 IS STMのレンズキットとEF100-400mm F4.5-5.6L IS II USMの2本のレンズで全てを撮影してきました。ちなみにEOS R7は2台使っています。機材コストという面で考えるとEOS R7というカメラのスゴさがお解りいただけると思います。
ちなみに筆者が編集長を務める月刊AKIBA Specや不定期刊Wrist Machineなどを発行するELECTRO IMAGINGが応援するTEAM NOPROが1500cc相当のST-5クラスで前人未到の富士24時間レース3連覇4勝目を飾りました。
レース後の撤収作業の最中に「サーキットのメイドさん」レースアンバサダー EL Girlsの根岸しおりさんに優勝トロフィーを持ってもらっての1枚!
筆者が取材したこの「ENEOS スーパー耐久シリーズ2024 Empowered by BRIDGESTONE 第2戦 NAPAC 富士SUPER TEC 24時間レース」の模様はAscii.jpと月刊AKIBA Specの7月号に掲載されますので、そちらも併せてお読みください。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?