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雨のレース撮影
今回の魔物は雨!
9月21日にスポーツランドSUGOでSUPER GTが開催されました。SUGOには魔物が棲んでいるとよく言われるのですが、本当にこのサーキットで開催されるレースは一筋縄では行きません。
今回の魔物は雨です。
![](https://assets.st-note.com/img/1727972230-k4yFnHfE6uXZNRwBod9QbmUg.jpg?width=1200)
例え大雨でもレインカバーがつけられれば大体はなんとかなるのですが、雨でなおかつ気温が下がってくるとファインダーの接眼レンズが白く曇ってくるのです。
オートフォーカスですからフォーカスポイントさえ見えていれば写真は撮れます。ただ流し撮りのタイミングが合わせにくい。
10月15日頃発売の月刊AKIBA Specは、なんと180号!つまり創刊15周年!
— ELECTRO IMAGING (@electro_imaging) October 3, 2024
特集はSUPER GT SUGO戦とS耐 鈴鹿戦
SUPER GT SUGO戦の掲載写真をチラ見せ pic.twitter.com/vwCleS1ZoJ
またもや作例がSNS転載で申し訳ございません。
流し撮りのタイミングが取りづらいとは言っても、そこは仕事ですから何とかするほかありません。ということで雨の日は思い切ってシャッター速度を上げることにしています。上の作例の左の写真は1/500秒で撮影しています。ホイールや背景は止まり気味ですが同時に雨粒も止まりますので、むしろ雨の臨場感が際立ちます。そして雨の抜けるところが空気の抜けるところと見ることもできるので、レーシングマシンのエアロダイナミクスの一端を視覚化しているとも言えます。
雨ならではの走行写真
雨が降ると、晴れている時とは見える風景が全く変わるのはサーキットでも一緒。なんせ路面がぬれているのですから鏡のようになっていきます。
10月15日頃発売の月刊AKIBA Specは、なんと180号!つまり創刊15周年!
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路面に写り込むライトがカッコいい! pic.twitter.com/T6OpoJlket
滑りにくい荒れた舗装のコース上、縁石、エスケープの舗装と、舗装の状況で写り込みに大きな違いがありますが、そこにはエッドライトの光が写り込みます。これがまた幻想的で、ついつい狙ってしまうものの一つとなっています。
ただし、雨の日に頑張って撮影するのはお勧めしません。レインカバーがあればカメラやレンズが濡れることはある程度は防げます。ある程度は。
またCanonのLレンズやEOS R7、R6 Mk2などは防滴構造となってはいますが、防滴であって防水ではありません。軍艦部に雨がたまれば徐々にしみこんでいきます。だからこそファインダーが曇るのです。
この浸水量が多くなると基盤の金属部分に腐食が出たりして故障の原因となります。雨の撮影はかなりリスクが高いと言わざるを得ません。
それでも雨の日に撮影をしたいのであればレインカバーはなるべくいいものを使いましょう。
実はCanonの純正レインカバーはなかなかいいものです。望遠用として次に買うレインカバーは純正にすると決めています。他メーカーのレンズにも取り付け可能なので、お勧めしときます。