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EOS R7は秒15コマ連写でもフォーカスが全コマ食らいつく動体撮影最強カメラ
メカシャッターの秒間15コマならフォーカスはガッツリ食いつく
EOS R7のフォーカスはEOS R3のアルゴリズムを使用しているので「トラッキングがスゴい」とはよく言われることですが、果たしてどれくらいすごいのか?
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レース写真の追い抜く瞬間を捉えたもので実際に見ていただきましょう。
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手前に写る23号車AMG GT3を狙っていたのですが、背後でGRヤリスを抜きにかかる743号車 CIVIC TypeRを発見します。EOS R7には視線入力はありませんが、後の2台に意識が向くと、それまで狙っていた対象からは何故かフォーカスが抜けてしまうんですよね。
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AMG GT3からフォーカスポイントが抜けてCIVICが来るまでを待っていられないので、シャッターを押し続けながらカメラを振ってCIVICの右ライトからセンターのホンダマークにかけてフォーカスポイントを当てます。そこからはトラッキングが発動。
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フォーカスはガッツリと合っていると信じてひたすらフレーミングに集中。この段階ではズーミングする余裕などありません。写真からはわかりませんがファインダー内ではCIVICの右ライトからホンダマークにかけてトラッキングゾーンを示す枠がガッツリと食いついていきます。
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右ライト周辺からボンネット先端にかけてはガッツリとフォーカスが食らいつき、その他の部分は流れています。743号車 CIVICがGRヤリスを抜いたというところが主題なのでCIVICが不自然なく撮れていれば成功と言えます。
これだけフォーカスの食いつきがあることを信頼できるので、リアバンパーが切れそうなところで何とかフレーミングして枠いっぱいでCIVICの全景を収めることが出来ました。
トラッキングが合ってから最後のコマまでは1秒ちょっと。そこに20枚の写真が出来上がっています。その中から3枚を選んで載せていますが、トラッキングされていた右ライトには全てフォーカスがガッツリと食いついています。このエグいフォーカスがEOS R7の強みなんですね。
ちなみに電子シャッターなら秒間30コマを撮影できますが、EOS R7はローリング歪みが出やすいので、筆者の場合はほとんど電子シャッターを使っていません。