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SIGMAからRFマウントフル対応APS-Cレンズ登場!7月11日発売!
SIGMAから早くもRFマウントのAPS-C用レンズが出る
6月25日にSIGMAのXでRFマウントレンズ第1段の発売日発表がありました。
【キヤノン RFマウント、いよいよ】
— SIGMA Japan (@Sigma_Japan) April 23, 2024
SIGMAは、ミラーレスカメラ用レンズにキヤノン #RFマウント 用を追加いたします。
▼ 発売予定:2024年7月
・SIGMA 18-50mm F2.8 DC DN | Contemporary
その他対応予定機種、詳しい製品情報は以下ウェブサイトから
Thank you for @Canon_mj
F2.8通し!いいところを突いてきますね。この焦点距離でこの開放値は待ってた方は多いでしょう。SONY EマウントとLマウントアライアンス用にはすでに出ていたのでマウントを換えただけ、という言い方も出来ますが、RFマウント用にアルゴリズムを新規開発しているとのことなので動作はネイティブと言ってもいいかもしれません。
実は2006年発売のEF-SレンズにEF-S17-55mm F2.8 IS USMというモデルがあります。新品価格は14万円で現在の中古価格は3万円程度。マウントアダプタを介せばEOS R7でも使えます。SIGMAのこれを見るまでは買っちゃうかもしれない候補となっていました。
しかしSIGMA 18-50mm F2.8 DC DN|Contemporaryが79200円という価格をつけていることを考えると中古よりも新品かな?という気もします。SIGMAのサイトで作例を見る限り、描写の解像度はEOS Rシリーズに完全に対応していると言えます。F2.8通しにもかかわらずフィルター径が55mmというコンパクトさもいいと言えるでしょう。
ひとつ注意点があるとするならば、SIGMA 18-50mm F2.8 DC DN|Contemporaryには手振れ補正機能が付きません。EOS R7で使う分にはボディー内手振れ補正機能があるので問題ありませんが、R10、R50、R100で使う場合は一切の手振れ補正機能が無いというところを意識しておかなければなりません。
EF-S17-55mm F2.8 IS USMには3段分の手振れ補正がありますが、18年前のレンズと考えると手を出しにくいかもしれません。
なおSIGMAのサイトにはこのレンズで撮影した作例もしっかり用意されていますので参考になると思います。ただ使用機材がEOS R5なのがちょっと気になるところです。RF-Sレンズは確かにフルサイズ機にも取り付けられますので間違ってはいないし、APS-Cサイズにクロップして撮影するので問題もありません。しかしCanonにはネイティブなAPS-Cラインナップがあるのですから、せめてR7で作例を撮影してほしかった、と考えます。
ポートレート用としてはかなり気になる存在のSIGMA 18-50mm F2.8 DC DN|Contemporary RFマウント。どこかでお試し出来たらnoteにも掲載したいと思います。